小池新党に見る、老害としての老人国家日本の断末魔と、保守思想の根底

By | 2017年10月2日

日本は社会自体の老化が始まっている

私はリベラリストとして、このブログを書いているのですが、小池新党騒動に見るリベラリスト排除は、もはや政治的うんぬんの前に、日本社会の老害化を強く思わざるを得ません。

小池新党は民進党からの鞍替え候補を受け入れる際に、憲法改正と安保法案の賛同をフィルタリング要素としていますが、安保法案について理解はし得るものですが、憲法改正については、第二自民党としての保守的思想を小池新党が持ったものであることを満天下に示すことに他なりません。

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自衛隊が必要であることは認めるが

私は積極的な護憲派ではありませんが、現在の憲法下において自衛隊は既に存在しますし、また、私は自衛隊の存在を否定するつもりは一切ありません。つまり、現行の憲法の解釈いかんによって、いかようにでも防衛問題は成し得る、つまり寝た子を起こすな、ということです。それらの話題をわざわざ前面に出すことによる、イデオロギーの極端な選別を小池新党はしている様にしか見えません。

本来、社会はこのような極端なイデオロギー、すなわち憲法改正の話題については、少なくとも十数年前まであれば国民が極めて強い抵抗感を示したにもかかわらず、それを公然と口に出し、そしてそれを「新党への入党」のフィルタリングとして使うことが許されることは、社会は老害化していると言わざるを得ません。

卑怯者は遠くの話題をしたがる

憲法改正をすることは、いずれは日本が戦争を行う国になるということを示していることに他なりません。それを「保守派」は「普通の国」であると言いますが、それでは普通の国であれば、まず目の前にあるサービス残業や少子高齢化を何とかしませんか?と言う話です。

私はこれらの憲法改正問題に話題が出るたびに、思わざるを得ないのですが、

卑怯者はつねに遠くの問題の話をしたがる

のではないでしょうか。つまり、目の前にあるサービス残業や過労死、それらはこの社会の根本にある労働問題を全く無視し、そして遠くの世界にある戦争を可能にするための憲法改正という、目くらましの話題を振りまく、それはまさしく卑怯者としての言動に他なりません。

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第二自民党としての小池新党

余談ですが、私は小池新党とは、小池百合子氏本人の意思ではなく、おそらく何らかの背景があり、小池百合子氏はそれらの勢力に祭り上げられているのでは、と考えています。

なぜならば、小池新党にしたところで、それは思想的には第二自民党と何ら変わるものではなく、財界べったり、そしてアメリカの属国であるという考え方を何ら変化させるものではありません。それは、庶民に「政治が変わった」と幻覚させることによる、現在の様々な利権の延命に過ぎないとしか見えません。

また、報道によれば小池新党が狙うのは民進党の持つ政治資金が本当の狙い、とも言われます。保守と称するものたちの聞こえの良い話の裏側には必ず「カネ」の話がついて回る、と思わざるをえないのは私だけなのでしょうか?

老害化する日本のその根底原因

なぜこの様な極端な保守的な考えが日本でしゃしゃり出るのか、それは日本の老害化と密接な関係をしていると言えるでしょう。

このまま憲法「改正」が行われ、海外に公然と自衛隊を派遣することが可能になった場合、そこに投票した者たちの多くは老人たちであり、「自分たちは海外に行かなくて済む」という極めて卑屈な思想が投票者の根底にあるのではないかと考えるのです。

もちろん老人世代の投票者の子や孫が海外に戦争に行く可能性は大いにあるでしょう。しかし、それらの「ほんの少し先の未来」のことを考えることのができないほど、この社会は老害化し、社会的な劣化が進行していると考えるのが自然ではないでしょうか。

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