なぜSNSという相互監視ツールを喜々として日本社会は受け入れるのか、その理由

By | 2016年8月23日

※2017年1月5日追記

SNSは相互監視のためのツールと成り果てた

私はtwitter や facebook、line といったSNSを基本的には使いたくありません。

それが良いとか悪いとかいう以前に、それが相互監視ツールと化している気がします。まあ、日本人は戦時中の「隣組」による監視体制、それが未だに「町内会」として残っていることを見ても理解できるように、相互監視が大好きですから。

何が町内会費ですか?それは本来行政がすべき行為を住民に押し付けているだけでしょう?こっちは税金払っているにもかかわらず、です。

本来、ウェブは「自由な発言」をできる場所です。その意義を理解せず、自ら積極的に「監視」され、「監視」することを望む人々は、これまでの相互監視体制にドップリと思想的に染め上げられているのでしょう。

もしくは、社会的に「絆」だの「仲間」だの、空虚な言葉を連発する社会ですから、彼らはそれらの価値観を無批判に、金科玉条のごとく受け入れているのかもしれません。まあ、自分の頭で考える人ならば、それらの言葉のいかがわしさにすぐに気づくはずですが。

つながりであるとか、相互コミュニケーションだとか、そういったことを SNSの利点としてあげる人がいますが、なぜweb 上でそのような擬似的なことをしなければならないのでしょうか?そんなに誰かに見られていないと不安なのでしょうか?よほど自分の存在意義が不明なのでしょうか?

Twitterやラインに「リツイート」や「いいね!」、そんなことを書き込みする暇があるのであれば、実際に知人を作るなり、だれかと会って話をするなり、そういったリアル社会での実際の行動ほうがよほど有意義であると私は考えます。

決して人脈とはTwitterの「リツイート」やfacebookで「いいね!」で相互肯定をする関係の事ではありません。

また、実名でウェブのSNSに登録している人は、自分をよく見せようという心理が働きます。 SNSとは、ウェブでの単なる自慢大会になってます。それらの媒体で「リア充」を気取っていても、実際には悲惨な生活実態の人物を私は複数名知っています。

私もやむを得ずtwitterをごく一部で使用していますが、ウェブとは個人の知的好奇心を満足させるツールであって、決して誰かに私の生活を監視、もしくは自分の生活を監視させるためのツールではないと考えています。そんなことを自慢する必要もないし、私には自己承認欲求はありませんから。

投稿者がどこで何を食べて、どこで誰と会ったとか、そういうことはどうでもいいですから。

広告


動物化する人間のためのSNS

もう一つSNSで思うことは、短文による投稿が当然として行われていること。短文は誰にでも書けます。なんら起承転結を考えず、感情のままに投稿する。それはもはや人間の進化の途上における逆行行為とすら言えるでしょう。

短文の投稿とは、動物が本能的に鳴いているようなものです。それはウェブによる人間の動物化にすぎません。ウェブには動物化した人間の鳴き声があふれています

人間は意見を述べ、そして互いに意見を交換し、発展し合うことができる生き物です。それを、SNSで動物の鳴き声のように感情で何も考えずに短文コメントを連発する、それはウェブの便利さ故に人間が「動物」に退化していると言われても仕方ありません。

SNSとは、動物に退化した人間の牧場なのかもしれません。そして、牧場主は「個人情報」と「強制表示の広告」いう名の「収穫」を得るのですね。

広告


SNSの相互監視に満足し、積極的に受け入れる人々

また、特に日本人の場合、周囲の空気を読む、周りの空気に合わせるなどの、他者との協調同化をしなければ気が済まない者たちが多数いるので、そういった人達にSNSは多いに受け入れられているのでしょう。むしろ、SNSによる相互依存、相互監視関係に積極的に参加し、そこでの社会的な「所属欲」と「承認欲求」を満たしているのでしょう。

そういったことを私は絶対に受け入れたくありませんし、参加するつもりもありません。一言で言えば、それらは時間の無駄です。そんなことをしているのであれば本の一冊でも読んだほうがよほど有意義な時間を過ごせるでしょう。

SNS的な「相互監視」や「相互依存」の人々をうまく利用した企業が、ブラック企業というものです。相互の監視のもと倒れるまで働けと無言で主張するのです。SNSという「人間動物牧場」の枠組みがブラック企業に変わっただけですね。ブラック企業では社員同士で嬉々としてリアルで監視中の模様です。

SNSを使いたければ、そうしたい人だけが、Web上にコミュニティ作って、そこで相互監視して、村八分とかやってればいいと思います。ただ、それはやりたい人だけ、そうして下さい。私は絶対にそうしたくはありませんが。

広告


※投げ銭(寄付)のお願い※
「警鐘と現象」を応援して頂ける場合、以下のような方法があります。 
・EメールタイプのAmazonギフト券  15円より投げ銭が可能です。 (info[at]keiandgen.net)
 ※一定額以上で記事リクエスト受付けます。
・Amazon商品のアフィリエイト経由での購入   ・楽天商品のアフィリエイト経由での購入
アフィリエイトについては、上記リンクより商品を購入すると、その購入代金の数%が「警鐘と現象」 に寄付されます。
    ブログランキング・にほんブログ村へ    


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)