「希望」の党こと、絶望の党に見る日本社会の全体主義と精神主義の断末魔

By | 2017年10月21日

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自称、「希望」の党こと絶望の党とは、その存在そのものが日本における民主主義の劣化を極めてよく表しているのではないかと考えます。

全体主義の復興として、大政翼賛会を思わせる選挙

先の対戦における日本の末期的症状として、全体主義に陥り、国家の行う行動に全て翼賛をする、また、そこに政治的な存在として翼賛体制が作られましたが、それらと同じ状況が現在、戦後の民主主義社会において、再び大政翼賛会が作られようとしてるように見えてなりません。

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日本人は必ず全体主義に陥る

日本人は社会的な困難に至った場合、例えば3.11の東北大震災においてもそうですが全体主義に陥ることが極めて多い国民であると考えます。

3.11のスローガンに「絆」という言葉がありましたが、そもそも「絆」という言葉そのものが、反社会的勢力が使っていた言葉であり、そのような言葉が無批判に受け入れられた事そのもの自体が、この日本の集団主義的な傾向をよく表すものです。

もし、そんなことを当時発言すれば、「被災地の人々が困っているのだから、そんな細かいことに文句を言うな!」とでも言われそうですね。

無論3.11における政権担当者は民主党であったことは私はよく理解しています。しかしその民主党においても必ずしても一枚岩ではなかったのでしょう。それは特に今回の前原氏の実質的な解党に至る、裏切り行為に見るまでもなく、民主党に籍を置きながらも旧来の体制との密通を図る、もしくは「わかりやすい権力者気取り」の者がいた、ということでしょう。

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欺瞞としての為政者の少子高齢化「対策」

つまり、この国の国民は、社会的に困難な状況に至った場合、自ら考えることを放棄す傾向があるといえるでしょう。それは、特に今回の選挙において為政者自らが「少子高齢化対策」などと詭弁を吐いていますが、少子高齢化対策をせねばならなくなった、その最大の原因とは現在の為政者が産業界にとって都合のいい派遣や期間工の無制限の拡大を行った事に対するツケに他なりません。

そのような都合のよい「働かせ方」をしていれば、必ず人口減少に結びつく、そんなことは10年も15年も前からわかっていたことです。それを今更になって「問題を解決する」などと詭弁を吐く事自体が、全くもって国民を愚弄した行為と言わざるを得ません。

心ある民進党系の「希望」の党の候補者に訴える

民進党から分離した「希望」の党の候補者は、これだけ小池氏のおかしな行動が目に付くのですから、たとえ選挙中であったとしても小池氏を糾弾し、その上で、「やむを得ず希望の党で出馬している」ことを有権者に理解求めるべきではないでしょうか。

無論、そうしている心ある候補者も現時点で存在します。また、「トロイの木馬」として、選挙後に立憲民主党に「戻ろう」と考える候補者も確実に、少なからず存在しているでしょう。しかし、現時点においては、あまりにも「希望」の党に取り込まれた元民進党の党員たちは体たらく、であると苦言を呈さざるを得ません。

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今回の選挙はこの社会を崩壊させないための選択となる

今回の選挙はこれまでの選挙とは異なり、「大政翼賛会に賛成か、反対か」という、極めで簡単な選挙テーマとなります。

テレビで聞こえの良いフレーズを連発する為政者の補完勢力に投票するのか、または従来からの利権保守等に投票するのか、それとも、まっとうな政治をしようとする者に投票するのか、それは有権者が考えるべきことです。

もし、この記事を読んでいる方が選挙に行かれるのであれば、自分の夫や子供、孫、彼ら、彼女らに対して恥ずかしくない選択をして欲しいと私は考えます。

数年後に「こんな世の中になってしまうなんて」と、後悔をしても、もはや時すでに遅しなのですから。

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