富を国外に流出させる輩たちの自画自賛として、書評 外資系の流儀

By | 2017年10月30日

消化不良感が半端ない

外資系のハードな部分を切り取った一冊。ただ、これは経営に近い部分の話で、いわば「電通」のような企業を書いただけでしょ、と。

日本に支社を出せる時点でそこそこ大きい会社でしょうし、ましてやそこに就職することはグローバリズムの賛美と同じことですから。

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それ、ごく一部の人物のことですよね

で、この本で書かれている働き方、というのは、あくまでも一部のハードな働き方であって、それは決して本国の工場でそのような事が行われているわけではありませんよね。「外資系」という、ハードなイメージをより定着させるために、取捨選択した言論を書いた一冊なのではないでしょうか。無論、読み物としては面白いのは確かですが。

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グローバリズムの正体の一角

本書にも書かれているとおり、グローバリズムとはすなわち、カネを持つ者にとって都合の良い社会を作り出そうとすることです。ましてや、この本で得意げに外資系に努めているものたちは、日本の国富を外国に持ち出そうとする者たちでしょう?

それをグローバリズムと人は言うのです。

日本で外資系企業と言うと、それがさも偉い事であるかのような、働く者として成功したかのようなイメージがあるのですが、結局それは自国の富を海外に移転させようとする輩にすぎないのですが。彼らと、彼らの雇い主が、自分たちのブランドイメージを操作し、事実を糊塗することを試みている、と私は感じてしまいます。

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これ、ブロガーじゃないか?

少し気になった点を。この外資にいる者って、いわゆる横文字を使ってみたり、自己主張が強かったり、上の者に媚びへつらったり、といった日常が書かれているのですが、それって、ブロガーを真面目にした人物ではなかろうかと。まあ、ブロガーは世の中に無駄な情報を垂れ流し検索結果を汚染する者たち、外資系は日本の国富を海外に持ち出そうとする輩の集団、という意味では、それらの両方共が世間から後ろ指をさされても、しょうがない人物、といえるかもしれませんが。

日本の働き方から目をそらさせようとする意図を感じる

少なくとも私はこの本から建設的な提案というもの得ることができませんでした。

この本は確かに日本における外資系企業の働き方を紹介する、著者の考え方を知るには良いのかもしれませんが、結局、「自分は外資系で働いている、だから偉い」という、無言の主張が鼻についてならないような気がします。

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