日本社会の強制的パラダイムシフト 労働人口の減少がもたらす社会変化について

By | 2017年3月13日

今の日本は強制的なパラダイムシフト真正中にあるように見えます。

それは明治以降の近代日本において、今までに経験した事もなかった、世界的に見て極めて珍しい状態と言えるのではないでしょうか。

それらのパラダイムシフトが現在進行形であるにも関わらず、マスコミはそれを意図的に報道していません。

働き手がいなくなった

これはサービス産業、外食、コンビニにおける人手不足の問題、また運送業におけるトラックドライバーなどの不足が言われていますか、それは働き手が少なくなった事です。

トラックドライバーの場合はamazon などの物量が増えたなどといいますが、それらの背景として、トラック労働者の賃金の低さ、もしくは拘束時間の長さ、劣悪な労働環境が論じられていたにも関わらず、今になっていきなりアマゾンの物流が増えたため人手不足、と言われても何の説得力のない問題の覆い隠し方です。


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人工的に作り上げられた政治の失敗として

これらは政治的な失敗と言えます。

1980年代前半にバブル景気が崩壊し、そして企業はリストラ名の首切りを行い、それを政治は黙って見ていた。

それらの最終的なトドメとして小泉政権による製造業への派遣業の自由化、その結果、働く者の多くは自らの家庭をもつことができなくなった、すなわち、それらは労働力の再生産ができなくなった事と等しいことです。

人為的な問題の先送りとして、企業にとって都合の良い「働かせ方」がされてきた結果が現在の労働人口の減少に過ぎません。


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日本は明治以来最大のパラダイムシフトを迎える

基本的に日本は明治以降、人口が増え続ける状態状態でした。

しかし、今生じている状況は老人が増え、子供が減るという日本の歴史にない状態になっています。

そのような状態において、政治家達は女性の社会参画や外国人研修生名という名の下の実質的な外国人労働者で乗り切ろうとしていますが、それらは問題の先送り先送りに過ぎません。


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自主性なき国の強制改革

それでも政治家達は、「愛国」や「隣国の脅威」などの一見センセーショナルな問題をクローズアップし、目先の問題を通じて、社会の衰退の問題の本質を国民からそらし続けるのでしょう。

しかし、その間も日々刻々と人口が減少し、そして社会全体が老化し劣化してゆくのです。 それおらはいずれ、社会の強制的な変革をもたらす原因となるでしょう。

私はこの問題については明るい未来が存在するとは思っていません。

しかし、このよう未だかつて、全世界いかなる国も経験した事のない社会問題に自分が目撃できる事は、それはそれで一種のエンターテイメントである、と捉えてしまう自分がいることも確かです。

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