書評 「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ 面白いほどよくわかる 官庁&官僚のすべて 他

By | 2016年9月20日
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もくじ

「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ 太田 修
面白いほどよくわかる 官庁&官僚のすべて 斎藤 ヒサ子
覚悟。 福田衣里子
やさしい選挙の話 老川祥一
失敗の愛国心 鈴木邦男
払いません。―ナンデ?モッタイナイ! 今井亮一 和合秀典 本多勝一
若者殺しの時代 (講談社現代新書) 堀井 憲一郎

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「マンガ嫌韓流」のここがデタラメ 太田 修

微妙。確かに著者の言う反論も的を射ている部分も多いのですが、何か物足りない表現が見受けられる気も。

「マンガ嫌韓流」とこの反論本、どちらが正しいか、と問われれば、それは歴史的事実の捉え方次第なのでは、としか表現の方法がないような気がします。

無論、「マンガ嫌韓流」には明らかに間違った表現が多いことも事実ですが、それまでのタブーを破壊した表現であることも事実。「マンガ嫌韓流」と本書を読んで、その上で日韓関係を考えるとより深い考え方ができるのでは。

面白いほどよくわかる 官庁&官僚のすべて 斎藤 ヒサ子

確かにタイトルどおり、官僚機構の説明が非常にわかりやすいです。

昭和のある時期までは官僚制は問題なかったと思うのですが、平成になり、そのデメリットが強調されているように思えます。無責任、天下り、高額の給与、などなど。

意外かもしれませんが、むしろ逆に彼らの給与は今より引き上げても良いと思います。その代わりに、天下り先の全廃、現在の社会問題に対する無作為についての責任を取らせる体制を作るべきではないでしょうか。

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覚悟。 福田衣里子

この候補については頑張ってもらいたい事は確か。社会的弱者が選挙でそれを武器に票を集めるスタイルはいかがなものか、という考えもありますが、テンポラリーな存在としては許容されるべきでしょう。個人の葛藤なども書いてあり、選挙を考えさせられる一冊です。

やさしい選挙の話 老川祥一

本音と建前、テクニックが要求される分野こそが選挙では。法律に反しない範囲でありとあらゆる手段を用いて有権者の耳目を集める、それが選挙の本質でしょう。それらの建前部分たる法律面を記述した一冊です。

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失敗の愛国心 鈴木邦男

いわゆる「新右翼」の著者が書いた一冊なのですが、殆どリベラルといってよい記述ですね。押し付けがましい記述も全くありませんし、思想における本当の意味での左右の差異を考えさせられる一冊です。

この本は中高生をメインターゲットとして書かれた、とありますが、大人が読んでも十二分に面白く、著者の力量をまざまざと感じさせられる一冊です。

払いません。―ナンデ?モッタイナイ! 今井亮一 和合秀典 本多勝一

国民年金、健康保険料、敷金などの料金体系とその社会矛盾を記述した一冊です。必ずしもこの書籍の内容に全て賛同するものではありませんが、一人暮らしをしている者にとっては知識的には大いに約立つ部分があり、いざというときのために読んでおいて損は無い一冊です。

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若者殺しの時代 (講談社現代新書) 堀井 憲一郎

何が書きたいのですか?

年代順にその年にあったことを記述して、そこに著者の意見を埋め込んだつもりなのでしょうけれど、今ひとつ何が言いたいか伝わりません。

せっかく手順としては面白い手法なのに、全くまとまりがなく、残念な出来です。

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