愛国心の胡散臭さ、愛国心と郷土愛、もしくは私が愛国心を嫌いな理由

By | 2017年6月4日
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本来愛国心とは

愛国心、言葉について、私はネットビジネスやアフィリエイトなどのような胡散臭さを感じざるを得ません。

なぜそれが胡散臭いのか。愛国心という言葉はあまりにも大きすぎ、それが曖昧で、あまりにも為政者にとって都合の良い使われ方をされている事がその理由としてあげられます。

特に、現時点で愛国心と為政者は、確実に自分達の政治にとって都合の良い愛国心を作ろうとしている、そのような事がミエミエの思想的背景にあると私は考えます。

森友学園を見るまでもなく、愛国言葉とは極めて曖昧であり、そして、その「愛国」というフレーズさえ出してしまえば、まるで良い行いをしているかのような、そんな錯覚を与えるためのフレーズ、もしくは思考停止の切り札として使われているのではないでしょうか。

現時点において愛国、それらは政治家の思惑の上に乗っかり、ネトウヨ達は自分が愛国心を推進している事が良い事であるかのように勘違いしているのではないか、と思ってしまうのです。

何も私は自分の生まれた土地を否定しているわけではありません。むしろ地元のJリーグチームや地元の野球チームを応援する事は健全な郷土愛であると私は考えます。

また、私は郷土愛について否定をするつもりはありません。無論、それは地方にある腐りきった地方行政や地方議会を肯定する理由には全く成りえませんが。

地方都市の市役所や県庁などの役員は大体において縁故採用が普遍的に存在する事、コネと既得利権の塊といえるような部分が多くの地方で存在している事は確かです。

それらの不正を糾弾する事、そして、自分が社会の構成者として、問題を認識し、それらを正してゆく、それこそが郷土愛の最低限の条件なのではないかと思います。決して郷土愛とはコネと利権に染め上げられた行政を追認することではありません。

目の前で行われている不正を不正を糾弾しない事、それはつまり、愛国心という隠れ蓑の下に現状の無条件の肯定に過ぎないと私は考えるのです。

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本来の愛国心とは問題を認識することだ

本当の愛国心とは、まず現状の問題を徹底的に論ずる事、それが本当の愛国心、郷土愛ではないでしょうか。

現在の愛国心はネット右翼と思考停止の「保守」達によって汚された言葉であるとさえ、言えるでしょう。

現在起っている問題それを糾弾し、改善する方向に向けていく、そして、最低限守るべき事を守らせる、それこそが、この社会の構成員の一員として行うべき行為であると私は思っています。

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日本は「国」としての歴史が浅すぎる

しかし、そもそも論から論じるならば、日本とは、アメリカに開国させられ、そして、国という概念自体が未だ数百年程度しか経過していない状態で、愛国などという言葉はまだ早すぎる概念なのかもしれません。

そもそも日本において、「国」という考え方自体が未だに馴染んでいない、と思わざるを得ません。

日本における愛国とは、胡散臭い、為政者にとって都合の良い言葉でしかありません。

それは日本の場合、国という概念自体をアメリカなどから与えられたものであり、しかも、それがナショナリスティックな、明らかに誤った方向で使われている、と認識してしまいます。

そもそも日本は元々島国ですから、そこに違う言語を話す人々が入ってくること、それは自ずとナショナリズムを意識させる事でしょう。また、島国の特殊な環境によって、集団主義的な状態になっているにも関わらず、それを無自覚に推進することは、偏狭なナショナリズムを悪化させている状況にすぎないのではないでしょうか。

どちらにせよ、日本は放置していれば勝手に集団主義になってしまう国なのですから、愛国などという曖昧模糊な概念を論ずる前に、そもそもでの社会を構成する個人の権利が然るべく守られる事の方を重視するべきでしょう。

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