ボイスレコーダを勤務中は常に録音させる時代が来た 自衛と自己監視

By | 2018年11月10日

ボイスレコーダの使い方として

何年か前に、私の勤めていた会社の某取引先で、パワハラや不当な退職勧奨が、ある社員に対して行われていました。

直接的に私は、その人の所属部署とは関係なかったのですが、あまりにも、その企業の行動が非人道的な対応であっため、取引先の社員に法的対応のための証拠収集のアドバイスさせていただいた事があります。もちろん、こっそりと、ですが。

そのアドバイス方法とは、

ボイスレコーダーを活用し、不当な退職勧奨を記録する事
書類の全記録を無音カメラで撮影し、証拠とする事

になります。

ボイスレコーダーについて、今はスマホでボイスレコーダーの代わりにする事も出来ます。また、専用のボイスレコーダーを買っておけば、より安定して長時間録音する事ができます。

この話のオチとして、実はその人は一番重要な会話の部分でボイスレコーダーを回していなかった、という結果になるのですが。

それは、その被害を受けていた人物が悪いのではなく、上司が突然、重要な話題を言い出す事が原因なのですが。

とはいえ、その人物に再度、上司に無理やり、その話を振っかける事により証拠の収集には成功しました。

なんの脈絡もなく、相手が重要な話題を言い出す場合、ボイスレコーダーを、とっさにセットすることは難しいでしょう。

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ドライブレコーダを使うのに、ボイスレコーダを使わない矛盾

つまり、ボイスレコーダーの使い方とは、重要な話をする前に録音をセットするのではなく、もはや会社に入った瞬間から、会社を出るまで、常に録音をし続ける事が重要な点になります。

また、休日、会社から電話がかかってきた場合に、録音することも重要です。

それはドライブレコーダーと同じように、いつ、どこでど、のようなパワハラや、労働基準法違反が起きるか分からない、そんな世の中ですから。

本来、そのような進退に係るような話をする時は、しかるべき場を設けるべきですが、パワハラをするような企業には常識は通じません。

つまり、この一件から見える事とは、我々は働く場合は、すべてボイスレコーダで記録する、つまり、プライベートの時間以外は、すべてボイスレコーダーを可動させるべきである、という事に他なりません。

自動車の運転の際の、ドライブレコーダは驚くべき勢いで普及が広がっています。

それは、交通事故が生じたときに、双方の振る舞いを決定的に裏付ける証拠となるためです。無論、自分の運転がすべて記録に残るのですから、自分の運転のモラルの向上につながる事も事実です。

とはいえ、労働問題に関しては、そのようにボイスレコーダーで証拠を残したところで、「忖度」政治に見るように、この国の役人達は「証拠が明確ではない」、などと難癖をつけパワハラの認定を疎外しようとするのでしょう。

それについては被害金額との相談となりますが、弁護士に相談する、または「労働基準監督署の役人との会話そのもの」を録音し、「本来追求すべき企業の犯罪を意図的に見逃した」行為、つまり行政不作為として、問題を追求する、などの手法があげられます。

基本的に労働基準監督署とは、いかにして働く者に対しに難癖をつけ、自分達が動かないための理由を必死に考え出そうとする、そのような行政不作為と言われかねない行動をしている機関に見えてなりません。

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社員の監視を行う企業の例

ちなみに仕事中にボイスレコーダーを回す事について抵抗感を覚える人がいるかも知れませんが、企業の一部には、社内のインターネットの通信トラフィックの全て監視する機材を導入している企業もあります。

それは、社員が、いつ、どのWebサイトを見たかを、全て記録しているのです。

確かに、働いている時間は企業側が働く者を雇っているため、そこで使用されるネットワーク中の振る舞いを監視する機材を導入する事について、何ら違法性はありません。

しかし、訴えたいのは、では、多くの企業は本当に残業代や有給休暇など、それらを法的に問題なく、すべて与えているのか? との疑問です。

それらの、企業側の権利「だけ」が声高に主張され、働く者の権利が何ら守られていない、そのような状況においては、自衛のためにボイスレコーダーを勤務中常に回す事は、何ら咎められる行為ではないと考えます。

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世にあふれる監視カメラと自衛

ちなみに、今、社会では、いたるところに監視カメラがつけられています。

監視カメラを広める事により、犯罪を未然に防ぐ、との考え方は出来ますが、それは一方的な物の見方であり、別の見方とすれば監視社会として見る事もできるでしょう。

しかし、その監視者会が成立しているにもかかわらず、個人は最も身近な問題である働く環境において、自ら構築しうる、自衛のための監視方法としてのボイスレコーダーを使用しないのは、甚だ不適切な選択と言えるのではないでしょうか。

私がボイスレコーダに救われた例

実際に、私も勤務時間中にボイスレコーダーを導入しているのですが、導入数カ月後で、実際に役に立つ場面に出くわしました。

あまり細かい事を書くと自分の仕事に支障が出るのでボカしますが、一週間前に契約を行うとして具体的な案件を合意し、しかも、その顧客が、案件の一部稼働を指示したにもかかわらず、一週間後に、その案件の進捗報告をすると、「そんな話をした覚えはない」などと言い出しました。

そのため、やむを得ず、その顧客に対し先週の話をボイスレコーダーで録音している事を通知しました。

その結果、その顧客は態度を一転し、契約を履行しました。

これは、私が適切な契約書を書かせなかったことも問題の一端としてあるのですが、ボイスレコーダーの存在をちらつかせる事は、身に覚えのある者にとって、かなり心理的な脅威となるのも事実です。

ボイスレコーダの別のメリット

また、最後になりますが、ボイスレコーダを常時録音していることは、自分に対しての法的な逸脱を行わないための戒め、また、交渉時に「録音行為を行っている」事による自分の精神的な強みとなることも、強い利点です。

ドライブレコーダーが当然の社会で、ボイスレコーダーを使わない、それ自体が「おかしなこと」であるとの認識をすべき時代となったのではないでしょうか。

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