
※アフィリエイトなし記事です。念のため。この手の記事は「個人の感想」「おすすめ」などと称し、自分の小遣い稼ぎのためのアフィリエイトリンクに誘導しようとするものが多数です。(この件は後述します)
保険料が毎年値上がりする その状況
一応、個人情報なので、値段と時期は若干ぼかしています。
- 2014年5月~2015年4月 33530円
- 2015年5月~2016年4月 36950円(前年度比値上げ)
- 2016年5月~2017年4月 38460円(前年度比値上げ)
- 2017年5月~2018年4月 39920円(前年度比値上げ)
この間、同一車種、同一保険内容、無事故、無違反です。
つまり、毎年等級が上昇している状態です。
アクサダイレクトに値上がり理由を電話で聞いてみました
Q 収入と支払状況は公開していますか?
A アクサダイレクトでは支払状況は開示していない
Q なぜ公開できないのですか?
A アクサダイレクトでは証拠は開示していない
Q 消費者は値上がり理由は検証できない?
A その通り
Q 経営努力はしていない?
A アクサダイレクトではしていますが、内容は具体的には言えません
Q 値上げの理由は何ですか?
A
保険金支払い額が増えた(老人の事故など)
上げる名目は毎年異なる
保険業界全体の見直し
など
Q では、積算の証拠は?
A アクサダイレクトでは算定率は開示していない
Q 今後も値上がりするのか?
A アクサダイレクトでは来年の事はわかりません
値上がり理由を公開できないアクサダイレクト
つまりは自動車保険料は、アクサダイレクトの「言い値」ということですね。事故率などの数値を公開しないのであれば、携帯電話会社のように、他社の顔色を伺いつつ、その年その年で、最大の利益が出るような金額としているのでしょう。理由など、いくらでも後付できようものです。
しかし、これは電話のオペレーターの方も大変でしょうね。これだけ不誠実な保険商品を売るのですから。いくらでも突っ込みどころのある商品に思えてなりません。信頼性を重視される保険商品であるがゆえに、開示できる情報は積極的に開示すべきではないでしょうか。無論、オペレーターの方が悪いのではなく、会社の運営方針に問題が有るので、私はオペレーターの方には丁寧に対応しますが。
不健全な社会体質としての保険料と、そのアフィリエイト
また、これだけ不誠実な対応を保険会社が消費者にしているのであれば、アフィリエイターが血眼になって自動車保険の乗り換えの案件を書く理由も理解できようものです。矛盾だらけの商品を、「ブロガー」を手先に使って一般人に売りつける、本当に醜悪な商売の姿です。
また、そこには小銭稼ぎのアフィリエイター達に自社の「ヨイショ記事」を書かせることによって、毎年の値上げなどの「不都合な情報」を覆い隠す意図もあるのでしょう。
「ブロガー」のみなさん?少しは保険でおかしな部分も書いてみませんか?
無論、私はこのブログに記事から誘導させるようなアフィリエイトを貼り付けるつもりは一切ありません。そのような「小銭稼ぎ」を目的としていないがゆえに、書きたいことをこのブログで書けるのですから。
そんな小遣い稼ぎをせねばならぬほど、私の収入は低くありません。
結局、保険に関しては、不透明な業界体制、そして、そこに群がるアフィリエイター、もう、本当に日本の「ダメダメな部分」をさんざん見せつけられているような気がします。
念の為追記
- 2014年5月~2015年4月 33530円
- 2015年5月~2016年4月 36950円(前年度比値上げ)
- 2016年5月~2017年4月 38460円(前年度比値上げ)
- 2017年5月~2018年4月 39920円(前年度比値上げ)
- 2018年5月~2019年4月 39210円(前年度比値下げ)
上記の情報から1年後の追記となるのですが、5年目にしてようやく700円程度値下がりとなりました。
今まで毎年、無事故無違反(=等級アップ)にもかかわらず保険料が値上がりしていた事自体が異様なのですから、5年目にして保険料が値下がりしたことを称賛するつもりは全くありません。
保険会社からすれば毎年の値上げによる顧客離れに耐えきれなかったのかもしれません。
確かに老人ドライバーが増え、契約数自体が減少している中、経営は厳しいのかもしれませんが、安易な消費者への価格転嫁はやめていただきたいものです。
![]() ![]() ![]() |