
ブログで本名を出す時点でフィルタリングしうる
ウェブで本名と顔出しをする者は、その時点で一定の思想、行動傾向を持っている、と考える事できるのではないでしょうか。
何が悲しくて危険性の溢れるインターネット上において、自分の顔とその写真をご丁寧に掲載するのか、そこには自分がいかにして楽をして儲けるか、もしくは書き手の自己顕示欲の発露を深く考えてしまいます。
インターネット上で自分の顔写真を掲載する、それは自分の金儲けのためにウェブページを見ている人物を信用させるための行為である理由が、最も根底にあるのではないでしょうか。
そして信用させることによって、自分が紹介する商品やサービスを買わせ、そしてそのアフィリエイトの収入によって自分の金儲けとして使う、そのために、彼らは自分の本名と顔写真を掲載し、当たり障りがないことしか書くことができないように自分自身を追い込んでいるのです。
自己愛の変形としての本名顔出しブログ
結局、インターネット上で自分の氏名や顔を公開してしまえば、自分をよく見せようとする心理が絶対に働くのは想像に難くありません。
また、それらの顔写真や本名をのせている者達は、変形した自己愛を元に、インターネットで発信しているのではないでしょうか。
特に日本の様な島国の場合、人口が1億2千万人程度しかいないため、比較的、個人の特定が簡単といえます。
これは極端な例かもしれませんがyoutubeで仮想通貨の販売について炎上したユーチューバーについて実家や氏名など全てが公開されてしまった、などの事例もあります。
自分の身の安全を脅かす
あとこれは一番手っ取り早いアクセスの稼ぎ方として、女性の場合顔出しをすることによって男性がアクセスを支える事例があります。
しかし、それはいわゆるストーカーや、嫌がらせなどのターゲットになる可能性を潜在的に高めているにほかなりません。
インターネット上は確かに不特定多数にアピールすることができますが、しかしその不特定多数は中には悪意を持ったものが存在し、発信側では想像のつかない様な行動をするものが存在するそれも確かな事実なのですから。
思想としてのメディアのための匿名性
そもそも論としてインターネット金儲けのメディアとして使う事、そのものが間違いなのではないでしょうか。
確かにインターネットでアクセスを集める事により、一定程度の収入を得ることができます。
事実、このブログにおいても、お小遣い程度の収入は存在します。しかし、それはあくまでも副次的なものであり、それが主たる目的ではありません。このブログの目的は「言いたいことを匿名で発信する」それだけなのですから。
結局、お金を稼ぐ行為とは、自分で額に汗して稼ぐ、そして、その方法が世間様から後ろ指を指される様なものではあってはならない、そんな、お金を稼ぐことについて、根本的な部分を顔出しのブログは忘却してしまっている様に思えてなりません。
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