ブログでは社会は変わらない、それでもブログを書く、その理由

By | 2022年5月10日

ブログを停止した理由

少しの間、このブログを、半年ぐらい休んでいたのですが、今になって再開しようと、色々と記事を書いた予約投稿にセットしています。

一時的にブログをやめた理由として、そのブログの労力に対してそこから得られる金銭的なメリットとが少ないことがあります。決してそれは儲かる、儲からないではなく、そこに普段の仕事が忙しいため、どうしても金銭の絡まない部分については後回しになっているという状況でした。

また、検索結果に個人ブログがあまり出てこないようになっている状況があり、それに対して辟易としたという部分もあります。

ですが、ブログを書く事自体は自分の趣味としては続けていければいいかな、と思い事で再開しています。

別にブログから収入を得て、それで生活が潤うレベルでもなく、また、ブログの収入に依存するほど私の収入も低くはありません。

一時期ブロガーなる言葉がありましたが、そのブロガー達の多くはYouTuberになり、また、その一部はノートとやらの有料コンテンツに移動しました。

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ブロガーの行く末

結局、みんな金銭を追い求めてコンテンツの媒体を移り変わっていくのです。

私は、そのような事はしたくないと考えています。

結局、自分のブログ正確にはドメインを自分が持っているので自分の好きな事を書けるのですから。

今のサーバーをもし追い出されたとしても、ドメインとテキストさえ残っていればGoogleの検索結果はともかくとして、私の主張の連続性は確保されるのですから。
とはいえ、ブログ書いたところで社会が変わるわけでは絶対にありません。

3·11が起こったときに、私はそれまで何世代もかかって作り上げてきた文明が一瞬にして自然の力によって破壊されていく光景を見ながら、原子炉原子力発電所が爆発し、それまで為政者たちがうそぶいてきた「原子力発電所は絶対に安全」と言う言葉が虚しく崩壊するのを見ながら、これだけの不幸な出来事が起きれば今後、もう少し日本は良くなるのかな、と思っていたのですが、全く良くなるどころか。むしろ、悪化しているようにすら見えるのです。

つまり3·11と言う巨大な災害が起きながら日本社会は何も変わることができなかった、それどころか悪化すらしています。

世界の笑い者となった東京オリンピック自国で航空機を作ると言って大失敗をしたMRJ、いまだに開通の見込みが全く立たない中央リニア新幹線、それらはもはやこの国が衰退過程に入っていることを残酷に描き出します。

そんなそんな中でブログを書く事は自分の意見をひと知れず記述する場所を得たことです。

社会情勢に対応するブログの記述方法として

特に最近の誹謗中傷だのなんだのと、開示請求裁判のハードルが低くなるなどと言われています。

それにしたところで結局、誹謗中傷の裁判で金が取れたところでせいぜい数十万円といったところでしょう。

そこでは結局、弁護士しか儲からないのではないかと思うのです。

さらに深く考えてみるならば現在の弁護士の数が増えすぎた状況において弁護士の救済を図るために、そのような開示請求制度の簡易化という事が起こっているのではないかとすら思います。

そのような裁判リスクがあるため、このブログでは名指しでの個人の追求はあまり行っていません。

嫌な世の中です。

むしろ、それよりは行政立法といった、この国の社会システムそのものに対しての疑問を投げかける事の方が多いです。

本当はいわゆる「界隈」の人々に対して名指しで、かなり痛烈な意見を書きたいところも山々ですが。

結局、ブログで社会が変わるなどとは、間違いに他ならず、また、そもそも論として社会運動で社会が変わるなどというのも、これも、また甘っちょろい幻想もしくは、中二病の拡大版的解釈と言えるでしょう。

それでも発信し続ける、社会のおかしな点は、おかしな事だと主張する、せめて、こんなくだらない世の中に生きる我々の微かな抵抗、そして、それを読んで溜飲を下げるもしくは、それらの問題に対して対処する方法を記述することにより、誰かのほんのかすかな希望の光となりうる可能性は否定するものではありません。

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