
金目的のブログに惑わされれないために
検索結果の先頭10ページに出てくるブログの5割以上がカネ目的のブログではないのか、と私は感じています。
では、なぜ金目的のブログが悪いのか。それはつまり彼らがアフィリエイトなど、金銭を得る目的があるために、それらの商品やサービスの情報が歪められた形で検索結果の上位を占めている事が最大の問題なのです。
アフィリエイト目的、つまりカネ目的で書いているブログは、モノやサービスを商品を買わせてナンボの世界なのですから、当然、そこにはその商品やサービスの批判記事は一切ありません。もしくは、批判に見せかけた批判の打ち消しであることすらあります。それは検索結果の汚染と、本来伝えられるべきデメリットの掻き消しという、情報の汚染に過ぎません。
根本的に考えるならば、それはアフィリエイトのサービスそのものに問題がある、という話に行き着くでしょう。しかし、それを何も考えずに、もしくはその社会的デメリットを理解していたとしても、それを自分の小銭欲しさがために「ブロガー」と称する者が嬉々として使う、構造が私は耐え難いものです。
トップページから見る信頼性のチェック方法
検索結果で出てきたページとは、それはトップページではなく各個別の記事ページとなりますが、とりあえず、その記事は読むとして、(もちろんそのサイトがあからさまなアフィリエイトや小銭稼ぎのサイトであれば途中で読むのをやめるべきです)、その後、そのブログのトップページに行き、私は以下の様な点を見て信頼性をチェックしています。
金の話がある → 論外
やたらと本を勧める → アフィリエイトでの換金手法
信用、人気の換金サービスが有る(擬似株、サロン) →よほどカネに困ってるのか?
やたらとポジティブ → ネットワークビジネスまがいの手法ですね
イラストを使いたがる → 胡散臭い
「おすすめの~」がある → アフィリエイトでの換金手法
自分のことをブロガーと称する → その時点で信用できない
基本的に上記のどれか一つでもトップページの中で該当した時点で、そのサイトは今後一切見る必要はない、と私は考えます。
上記に挙げた点とは、すなわち全てカネに結びつくための言論手法と言えるものです。トップページとは、そのサイトでこれまで書いてきた最新10記事時程度の表示となりますが、その10記事は、そのブログの書き手の現在の精神状態を表している事なのですから。
これらの記事を書く者は、「面白ければ良いではないか」と主張するのかもしれません。しかし、あからさまにカネを儲けようとする、そんな意図が透けているブログを読むほど私は暇ではありません。
ブログとは書き手の思想を楽しむ媒体であり、そして何を書いたとしても許されるべき媒体です。そのような媒体の中で、「カネ!カネ!カネ!」そんな浅ましい精神性の人々に自分の貴重な時間を与えるほど私は善人ではありません。
ウェブは「見る者」が取捨選択する時代へ
これまでインターネットとは、数年前までは少なくともテレビの情報よりはインターネットの方が信頼できるという状態でしたが、最近になって、これらのアフィリエイトサイトなどが台頭したことにより、インターネットの信頼性が落ちていると感じざるを得ません。
つまりインターネットが露骨な商業主義に汚染されている状態と言えるでしょう。
そこで必要になってくるのは、より受け手側のリテラシー、つまり読み書きにおける、「読み」の能力が必要とされる時代になってしまったと言えます。
コピーコンテンツ、ゴミ情報が多すぎる
カネ目当てで書いたテキストを、面白いと思えるのであれば、それはそれで良いことかもしれません。少なくとも私はそうではありませんが。
あと、ブロガー同士で群れて何がしたいのでしょうか?大体、そういう人々に限って企業批判と言う名の、「限定された社会批判」をしていることが多々ありますね。ブラック企業の批判は誰でもできます。しかし、そのブラック企業を放置している行政の批判はあまり読んだことがありません。ブラック企業批判からの転職のアフィリエイトでの小銭稼ぎへの誘導が透けて見えます。
そんな「小銭のためにアフィリエイト業者におもねる」アフィリエイトを行うブロガー同士で群れることができるなど、私には到底精神的に耐え難いことです。そのような意味では、ブロガーこそ、ブラック企業に入って何も考えずに働くのに一番向いている人かもしれません。
まあ、ブロガーの皆様、カネ目的てブログを書く行為を続けられるのは、本当に鋼の精神を持っているのですねと、感心してしまいますよ。本当に。
![]() ![]() ![]() |