この記事は、以前に書いた記事を大幅に加筆し、再公開しています。
この記事を書いた当時は、まだブロガーが儲けることができていた時代でした。しかし、当然ですがブロガー達の繁栄は長くはありませんでした。
結局、今ブロガーたちは情報商材やセミナーなとで、食い扶持を必死に探そうとしている状況です。
それはブログで「食っている」のではない
よくありがちなブロガーの一例として、「私はブログでこんなに儲けました」「私はブログでお金を儲けることができるので、こんなに自由な生活をしています」などと、称することが多々あります。
それは実際にはブログを利用し、セミナー、情報商材、メールマガジンなどのマルチまがい、もしくはねずみ講まがいな方法で信者を獲得し、カネを集めているだけのことが極めて多いのではないでしょうか。それは本来のブログのコンテンツとしての商売ではありません。それらの集金方法を行うために、彼らは堂々と顔出しをし、儲かったと喧伝するのです。
そしていかに自分が影響力ある人物であるかを喧伝し、カモを狙おうとしているのでしょう。
そもそも自分が影響力がある、自分が儲かった、などと現実社会で言っている者が存在したとすれば、そんな者に、少なくとも私は絶対に近づきたくありませんし、いかなる関係をも持と持ちたいとは思いません。
ましてや、自分が儲けた方法、自分の飯の種を、何が悲しくて他人に金で売らねばならないのでしょうか? 商売をしたことがある人であれば、わかると思いますが、いかなる業界においてもノウハウとは、有形無形の企業秘密であり、財産です。
企業秘密を自らペラペラとしゃべる人間は1mmたりとも信用されることはありません。
儲けを自慢する胡散臭すぎる行為
昼間ランチを食べようと思って入ったカフェで
「今月の月商は5000万円でした!」
などと言っているカフェがあるでしょうか?そんなカフェが存在したらなら、私は二度と行こうとは思いません。そんな輩が多数存在するのが、悲しいかな、現在のブログ界隈なのです。
そもそも、そんな人物に引っかかってしまう時点、で自分の時間や財産を無駄に費やしている事に他ならないのです。
不健全な市場構造の非常にわかりやすい例としての疑似株とビットコインとの知られざる不健全な関係
アフィリエイトの不健全な市場の姿としてVALUなる疑似通貨が流行りました。
法的責任を回避するために擬似株はビットコインを用いて取引を行うのですが、そのビットコインの換金所に観覧者を登録させることにより、極めて高い収入を得ることができるため、ブロガーはバリューを推奨したのです。
そして現代ではバリューの取引が低調であり、擬似株を塩漬け状態余儀なくされている者も多数存在するでしょう。
確かにそれはバリューを買った観覧者は、自分が納得して買ったのであれば自業自得なのかもしれませんが、ブロガーに本当に責任はないのかと疑問を持たざるを得ません。
ブロガーと仮想通貨推しの本質、その背景にある隠された思惑を考える
つまり彼らは自分の収入に添え結びつきさえすれば、観覧者がいかなる損害を負う事になろうとも、知った事ではないと言うのが彼の本音でしょう。
なぜブログ業界が議事株を推奨したのか、それはブロガー達の小銭稼ぎのための作られた言論に他なりません。その一つをもってしてもブログ界隈そのものの、いかがわしさとがよく理解できるものです。
VALUの報酬の支払いは金融における法律などの問題を回避するためにビットコインという「通貨ではない価値のある存在」としてビットコインで行われましたが、それらのビットコインの値上がりを歓迎するブロガーによって、仮想通貨バブルが促進された可能性は否定できないでしょう。以下に、その後のブロガーの振る舞いを記述しています。
本来のあるべきブログとは
そもそも、ブログでお金を儲けることを主題とするべきではありません。私もこのブログに広告を貼り付けていますが、その収入は「小中学生の子供のお小遣い」といったレベルでしょうか。
あくまでも自分の言いたいことを、誰の顔色を伺うことなく、忖度なく発信するためだけに私はこのブログを使用しています。
とはいえ、日本に居ながらでも、英語で発信すればブログで食べてゆくことは無理ではないのかもしれません。
そうすることにより観覧者の母数が増えることは確実ですし、一例としては日本のブラック企業など「政府広報」ではない、日本のお粗末な労働実態などを全世界に発信すれば、「恥ずかしい日本の労働実態」として、世界中に大いに読者を獲得しうるかもしれません。
日本語ブログで専業としてお金を稼ぐのは無理に近い
本来ブログは自分の言いたいことを匿名で言うための言論のためのツールです。無論、そこからお小遣い程度の収入を得るということについては否定はしませんし、実際、私もこのブログに広告は掲載しています。
しかし、その小銭をより多く得たいがために、自分の言論を曲げてまで、ましてや、それを影響力やアクセスの有るブロガーが同士で結託し、ブログ全体、ウェブ全体の言論を歪めようとするなど、もはや、その行為自体が、最初からお金ありきでの言論じみたテキスト方法Web上に書き散らしているものとして、警戒をして読むべき存在となり果てているといえるでしょう。
とはいえ、現在、それらのアフィリエイト目的のブロガーの信用できないテキストは検索エンジンから排除されようとしています。それは、当然といえば当然です。むしろ、今までがひどすぎました。
今後、「ブログで儲けている」と主張するブロガー達は自らの生き残りのため、より醜い手段を使うのでしょう。そのような行動を観察するという意味においては、「面白さ」がは幾分残っていることは否定しません。
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最近、中身スカスカな記事ばかりのブログやキュレーションサイトが煙たがられてますね。当然のことだと思います。私はググレカスと言われてネットに揉まれた世代?ですが、今ではググってもカスという何とも皮肉な状況になってしまいました。情報の質と重要性については変化がないと思いますが、本来知りたいことが無意味なチラシの裏の落書きに埋もれてしまうのは不本意なことです。
英語でブログを書くのは世界に発信できて良いことかなと思うんですが、同時に世界中のブロガーと競争しなきゃいけなくなるんですよね。それにネイティブじゃないかぎり、英文で読者を引きつけるような文章を書くのはかなりレベルが高い。だったら日本語で日本人向けに書いたほうがやりやすいんじゃないかなとも感じます。日本にいるならそのときのトレンドやニーズもつかみやすいと思うし。