
ブロガーから見たユーチューバーについて
私は自分をブロガーなどと称するつもりは全くないのですが、今回は分かりやすくするために、自分の事をブロガーと表記していますが、あくまでも今回一回限りの特例です。念のため。
HIKAKIN氏の書いた本ですが、非常に読んでいて面白いです。
この人は本当にYouTubeを好きでやっている事をよくわかる一冊ではないでしょうか。正直、私はブログ書いていますけれどブログ書きながら、ブロガーの書いた本を読んでもしょうがない、と思っているので。
それは、ブロガーの書いた本を読んでも二番煎じ、三番煎じをする事に他にならないですし、全く使いようのない、ご都合主義的なことしか書かれていない事も多々あるからです。
そんな意味では畑違いのYouTubeの書いた本を読むのは非常に興味深いです。この本はユーチューバーになろうとする人に向けて書いた本であると思うのですが、本書の中でも触れられているとおり、結局、ブロガーにせよ、ユーチューバーにせよ、それはもう投稿し続ける、それ以外ないのですけどね。
ユーチューバーのリスク
しかも、YouTubeの場合は、自分の声と顔を出さざるを得ないのでブログよりも、個人を特定される可能性が高いです。それをHIKAKIN氏ではありませんが、あるユーチューバーなどは、家も本名も学歴も全て特定された上で、それでも配信をしている人も存在します。
ある意味、非常にブログよりもYouTubeの方が情報の漏洩のリスク的には高いのかも知れません。
また、ブロガーの場合であればアフィリエイトや広告の挿入、商品の通販などを行う事ができますが、YouTubeの場合、プラットフォームは決まっているのでブログのような販促版のは非常にやりにくいでしょう。
そのような事を考えるとまだブログを書く方がはるかに、楽そうです、と私は思ってしまいます。もちろん私は動画を投稿するつもりはありませんが、。
この本を読んでいるとHIKAKIN氏は楽しそうにコンテンツを作成している事はよく分かります。このような光景を見ると、最近の小中学生などがYouTuberなりたい気持ちもなんとなく理解できます。
人口とコンテンツ消費者数
HIKAKIN氏が実際、そのような小中学生に向けて動画配信をしているから、それを見た小中学生のは憧れの職業になるのでしょう。とはいえ、実際問題として、日本語でコンテンツを作る事は非常に今後厳しい時代になっていくのではないかと考えます。
それは日本人の人口が1.3億人しか存在しない、しかも、今後、人口が減っていく状態ですから。本書にはその点についても書いているので、そのような意味については非常先見性が高いのではないのかと気がします。
今後、ユーチューバーになるモチベーション持っている人物であれば、コンテンツ作成と並行して英語を学び、、英語で日本を世界に発信していく事も非常に重要になるのではないでしょうか。つまり、職業のスキルとしての「英語」ですね。
日本語のユーチューバーと称するコンテンツは見ません
ここまで書いて、その議論をひっくり返すようですが、正直なところは、私は日本語の「ユーチューバー」の動画は、ほとんど見ません。
HIKAKIN氏もそうですが、型にはまったパターンのYouTubeの日本語の動画は、まるでバラエティ番組を見ているような、そんな気持ちになってしまいます。まあ、ヒカキン氏の動画はターゲット年齢層が低いので、バラエティ番組のような作り方で正解だと思いますが。
とはいえ、私は実の動画YouTubeは見ませんが、それを作る者のマインドは非常に面白い、という意味では読むべき意味のある一冊かもしれません。
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