ブロガーが人気ブロガーになると、ブログ塾、セミナーなどと称する集金手段を作ろうとします。これについて私すごく怪しいと思っているのですが、なぜそれらは胡散臭く思えてしまうのか考察をします。
カネでリンクと馴れ合いを買う
ブログ塾、つまりそれはブロガーの収入手段にほかなりません。「自分のブログ塾に入るとこんなにアクセスが上がります」や、もしくは自分のTwitterでの言及など、「塾生」に対してアクセスという報酬を金銭と引き換えに与えていることです。
確かにブログ塾に入っているとアクセスが上がるのかもしれません。それはそのブログ塾の中で塾生同士がリンクを貼る事によって、SEO的にブログの評価が高まり、その結果としてブログへのアクセスが集まるからです。
またブログ塾に払ったお金をの元を取りたい、とうモチベーションがあるがために記事数が増えるのも確かでしょう。
ブログ塾に入らずとも記事が増えただけでもアクセスは確実に向上しますが。
つまり、ブログ塾のメリットとは、リンクを金で買う、しかもそれはその本人から買うわけではなく、まるでマルチ商法のように「親」と「子」の関係があり、「子」同士がリンクを作る、という手法です。
「子」同士のリンクをアクセスが集まったと言っている事はネットワークビジネス的な臭いを私は覚えざるを得ません。
それはオリジナルなのか?
しかし、このような外部リンクが原因でアクセスが増える事は、全然ブログ塾なくても問題なく可能な行為です。つまりmixi や SNSなどのクローズドコミュニティ、もしくはオープンコミュニティにおいてブロガー同士が助言をし合う、というのは健全な行動であると思うのです。
ところが、そこにひとりの教祖がいて、その教祖を慕うブログの塾生達が集まり、そそこで信者同士がブログのアクセスを集めをする、しかも、それは金を払って行なう。それらの事について極めて不自然さを覚えます。
主張こそブログ
そもそも、ブログでカネを稼ぐ事をメインテーマとする事自体が間違っています。
実際、文章を書いてカネを得ようとするのであれば、バイトでもしていた方がよほど効率のよい収入手段です。現在の社会は労働力が不足になりつつあり、いくらでもバイトを選ぶことができるのですから。ブログを書いてカネを稼ぐより、余程効率の良い収入となるでしょう。
私もこのブログの記事中に広告は貼っていますが、それはあくまでも副次的なもので、本来の目的は自分の主張を誰の顔色をうかがう事なく書く、ということです。
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