「ブロガー」の終焉 ブログは撤退ネタが最後のオリジナリティになる

By | 2018年8月29日
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いい加減、本当のことを書けば?

インターネットでブロガーと称する者たちが「儲かった!儲かった!」と、ブログで儲かったと、まるで戦中の大本営発表のように「儲かった」を連発連呼しますが、彼らは「年商」と「年収」を意図的に混同し、実質的には年商の数パーセント程度しか年収がないという、悲惨な状態の者も存在するのかもしれません。

そもそもブロガーという存在が、金銭を得るためにアフィリエイトを構えねばならず、そのアフィリエイトのために自分の言論が左右されてしまう時点で、発言者としての信用性に疑問を持たれるのではないでしょうか。

アフィリエイトという言葉を初めて聞く人のために、ごく簡単な説明をしておきます。

アフィリエイトとは読者がブログから何かの商品を買うことによって、その商品やサービスの代金の数パーセントが、そのブログサイトの持ち主、すなわちブロガーに収入が入ることをアフィリエイトといます。

以前、ビットコインが雨後の筍のようにブロガー達の間で流行しましたが、これはアフィリエイトでの収入を狙ったために、それらの話題が盛り上がりました。

それらのブロガーは「ビットコインに投資した」と主張しますが、実際のところは不明です。

つまり、「自分の収入のために」ネタを探し、記事を書く、そんな行為を行っているのです。カネに結びつくものが興味の対象、ということでしょう。 ずいぶんとお手軽な興味に見えてしまうのは私だけでしょうか。

ちなみに「儲かった!」と称する、デジタルの画像での数字とは、少し知識があれば、いかようにでも書き換えが可能です。果たして彼ら、彼女らは本当にビットコインに投資していたのでしょうか?

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ネタバラシ撤退行動、待ったなし!

それらのブロガーが今後、生き残っていくためには、いわゆる「熱烈なフォロワー」を対象としたビジネスにならざるをえないのでしょう。

例えば、会員制の自分のクローズドのWebサイトを作ってみたり、自分の会員制のクラブと称する有料課金サービスを作ってみたり、といった方向になります。

そして、それらの勧誘方法とは、

このサービスに入ることによってブログで儲けることができる。こんなに優雅な生活を送ることができる

という主張が極めて多いです。ただ、もはや、それの商売方法が限界に達しようとしているのではないか、と思わざるをえません。

これまでブロガー、もしくはプロブロガーと自称する者たちが成り立つことが「できた」のは、先にも書いたとおり、書いた通りアフィリエイト収入などによって収入を得ることができたためです。

しかし、現時点ではそれのアフィリエイトについて、ブロガーではなく、企業が企業の収入方法として、組織的にそれらのアフィリエイト記事を大量生産しようとしている状況があります。

つまり、今までブロガーが、ブログで儲けることができたのは、一時的な企業参入以前の空白期間における、ボーナスステージのようなものであったと私は考えています。

今更、「儲かった!」と称するブロガー達の有料グループに入ったところで、ブロガーが「過去に」成功した方法は知ることができるのかもしれませんが、その手法は現在では適用できない方法、つまり古い方法論しか知るできない状態であると考えるのが適切かもしれません。

また、根本的に、もはや個人ではブログでお金を儲けることができない、正確には「ブログで食べる」ほどの収入を得るのは、極めて難しい状態になっているのではないか、と考えます。

ちなみに、私のこのブログでも広告は貼っていますが、収入に対して全く興味も、それを伸ばそうとも思いません

。私はブログでの収入をアテにせねばならないほど、普段の業務が低収入ではありませんし、また本業でしかるべきスキルを持っています。

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誰も行っていない最後のブルーオーシャンとしての撤退行動の記録

さて、ブロガーは少なからず社会人を敵視し、そして自分と同じようなブロガーという名のフリーランスになれば、「こんなに豊かな生活ができる」と主張しますが、その内容とは、撤退行動の段階に入っていく、入りつつあるのが現実でしょう。

そこで私が社会人として、ブロガーにアイディアを差し上げましょう。

それは、今まで作り上げてきた「虚像」を、果たして誰が一番先にバラすか、というチキンレースが、今後、存在するのではないか、ということです。

つまり、

「自分はこうやって『熱烈フォロワー』に依存するビジネスを作ってきた。その『熱烈フォロワー』ビジネスの構築方法と『熱烈フォロワー』の候補の見分け方をこれまでの実例とともにお教えします」

という情報商材を作れば、有名なブロガーであれば、その商材を買うものが何十人位かは出現するかもしれません

また、それらのブロガーの「熱烈フォロワー」と呼ばれるような人たちであっても、同様に適用が可能でしょう。

無論、それは「今後、自分はブロガーをやめるから、すべて暴露する」事が大前提になるでしょうけれど。

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そして、ウェブには企業ブログだけが残る

実際のところ、企業が「ビジネスとして構築する」ブログが出てきた時点で、もはや個人ブログは儲けることのできないWebメディアになることを宿命付けられたのでしょう。

「Webで儲けることができる」事実そのものは否定はしません。ただ、それはYouTuberなどに需要が移っているのかもしれませんし、またそのYouTubeにしたところで最近広告料金の値下がりが著しいと言われます。

また、ウェブアプリ系の「相応のスキル」があるものは生き残ることが可能かもしれません。

もう、「個人でテキストを書くだけで」、「儲ける」事ができた時代が終わった、終わりつつある、と考えるほうが適切でしょう。

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