当たり前のことばかりだが、良い本である 書評 コミュニケーションの教科書

By | 2017年1月15日
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普通の事を書いているしかし、良い本

まず、いきなり但し書きから入ってしまうのですが、この本は普通のことばかりを書いています。しかし、それはすごくいい事を書いています。ただ、それは決して目立った新しい発見でもなく、ごく一般的なことを箇条書き的に書いているものです。

別にそれはネットでも調べようと思ったら、いくらでもビジネスマナーとして調べることは可能であるレベルの話であると思うのですが、しかし、それを本という読書の方法 にして、全てをまとめて読むという行動について非常に意味があるのではないかと思うのです。

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私がこの本を読んでいてポイントになると思った点を何点か

私は言うまでもなくキュレーションメディアやパクリメディアでが嫌いなので、この本を読んで私なりに解釈したポイントを、私なりの言葉で書いています。

  • 営業は態度に気をつける以上に、外見、見た目に気をつける。
  • 会話のキャッチボールを行う
  • 相手の話を聞く事は一方的に受信するだけではない
  • 酒の席でのお酒の注ぎ方、乾杯の仕方
  • 名刺の扱い方および名刺入の扱い方
  • 相手との回数の考え方
  • 断られた時の対応方法い、なぜ断られたのかを知る
  • 営業はあくまでも入り口に過ぎない

とはいえ、ここまで書いて最後にひっくり返すような事を書くのですが、そういった顧客との対応は、最終的には信頼関係が最も重要です。

それは、これまでの付き合いの履歴もありますし、また、それ以上にその企業の、商品やサービスが存在しなければ、取引先の一部の業務もも成り立たないと言う レベルでの重要さを相手に与えることができているか、また、 お互いの相互共存関係を作って来れているか、ということでもあるのです。

あくまでも営業は窓口であって、その後ろには我々のような技術屋がいるのです。

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営業の先にこそ本当の取引がある

あくまでもこの本は、その重要な段階に行くまでの入り口に過ぎないと考えます。

確かに営業は重要です。しかし、それ以上に重要なのは、我々の技術であり、その技術的戦略があるがゆえに営業は安心して営業をする事ができることも事実だと思うのです。

別に技術部門と営業部門、がどちらが偉いと言うつもりは全くありません。

ただ、営業部門は技術部門もしくはメンテナンス部門に、顧客と同じように気を使ってくださいね、とは言いたいですが…。

また、こちらも同様に営業部門に対してはともに協調して会社の利益を出してゆきましょうね、とお伝えしたいのです。

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