保守と若者、若者が保守思想に至る原因、勇ましい言葉の裏にある脆弱性

By | 2017年11月14日
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保守主義とは社会を停滞させる事と同義語

保守主義思想とは、それは現在の世界を肯定し、現在の社会の問題から目をそらす事と同じ考え方と言わざるを得ません。

隣国における核開発の問題などに対し、やたら勇ましい事を政治家達は吐きたがります。しかし、武力と武力の衝突は、戦争を引き起こします。戦争生じた際に犠牲になるのは一般の市民です。特に現在、大量破壊兵器があふれている世の中で、本当に自分達だけが生き残れるとでも思っているのでしょうか。

おそらく某国との戦争が始まった時には、確実に日本の都市にもミサイルが降るでしょう。また、原子力発電所に対し工作員が自爆攻撃を仕掛ける可能性もあるかも知れません。

つまり、現在の社会的状況に対しては、対話の上、知恵と英知を結集し、問題を扱わねばならないはずです。それを必要以上の武力による威嚇的な行動では、物事を最悪の方向に進めているのではないでしょうか。

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若者が保守に陥る原因と誤り

今の若者達の為政者への無条件な支持を見ると、危うさを感じざるを得ません。

本来、保守思想とは、年収の高い者すなわち、現在の世界が永続してもらわねばならない者が、保守思想を持つのであれば理解は可能ですが、ところが現時点では本来、保守思想になるべきではない者が保守思想になっています。

今の若者について為政者を支持する原因と言われるのは、現在が就職状況が「良い」事が挙げられますが、それはプロパガンダに踊らされている人々と考えます。

また、ネットでのいわゆる工作活動による意欲的な書き込みに踊らされる人々も、同じく保守的な思想に陥るのでしょう。

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気づいた時にはもはや時すでに遅しかも、しれない

確かに、現在は新卒の若者にとっては就職がしやすいのかも知れません。

しかし、それはあくまでも今までの時代性の理由としての就職の改善にすぎません。
それは、目の前にある自分にとって都合の良い社会条件しか見ていない、極めて視野の狭い社会の捉え方と言わざるを得ないでしょう。

就職の良い状況の裏側で為政者達は憲法「改正」をおすすめ、憲法「改正」の際の自衛隊の明記、それはすなわち、自衛隊の国軍化および徴兵制度の導入こそが、究極的な目的なではないでしょうか。

すなわち、本来、今の若者達こそが現在の社会の状況を理解し、保守思想に対しNoを突きつけねばならない存在ではないのでしょうか。

今の社会がうまく回っているかのような幻想を抱き、為政者に対し何の疑問を持つ事なく信任を行う、そのツケは必ず何やってくるでしょう。そのツケを気づいた時にはもはや時すでに遅しなのかも知れません。

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