
レイシストという病
正直な話、レイシズムの思想とは、それは一種の精神的な病ではないのかと私は思っています。
それは国籍や人種によって人々を差別し、そこに罵詈雑言投げつける行為、それは日本で言えばネット右翼と呼ばれる者達がそれにあたります。
でははぜ、彼らはそのような思考に陥ってしまうのか、それは今日は考えてみたいと思います。
誰がレイシストを作り出すのか
ネット右翼を作り出す者、それは、その名前の通りネットである事は確かでしょう。
ネットで一見センセーショナルな仮想敵を作り出す事によって、極めて刺激的な記事とは、「アクセスを集めたい者」からすれば、作りやすい意味もあるのでしょう。
また、そのような記事を作成するサイトが潜在的な差別意識を扇動をし、金儲けをしようとしている事もあるでしょう。
差別的な発言を喜々として掲載する、まとめサイトの管理人達は、そのようなネット右翼もしくは、レイシスト思想ではなく、ただ単にその自分達の小銭を稼ぐためにそのような思想に「迎合」している可能性が非常に高いのではないかと思うのです。
つまり、にネット上に溢れている差別的な言論の一部は小銭稼ぎとして、「金儲けのための差別的議論を行うもの」と、「それを信じ込むもの」との2パターンに分かれているのではないでしょうか。
外国人の生活保護について
外国人で生活保護もらっている者がいる、その者達は国民でもないのに税金をもらうとはどういう事だ、との反論が出てきそうですが、確かにその理屈を私は理解できます。
ただ、そのように税金の使い道を「監視」するのであれば、まず政治家や公務員の、先進国最高額と言われる賃金について、まずは文句を言うべきではないでしょうか。レイシストたちは、目先のわかりやすい、そして、差別的な問題だけを声高いに叫び、この社会の本質的な問題から目を逸らさせようとしている、と言われてもしょうがないでしょう。
外国人労働者について
ちなみに、私はリベラルと自称していますが、外国人労働者の受け入れには反対しています。
なぜならば、日本の現在の労働人口不足とは、これまで産業界がブラック企業などを放置し、派遣労働など産業界にとって都合のいい政策を行ってきた、ツケとしての労働力人口不足に過ぎないからです。まず、外国人労働者の受け入れを検討する前に、産業界にそのツケを支払わせるべきです。
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