
一例としてのお粗末極まりない熊本地震での社会の震災対応
熊本地震での被災者の劣悪な状況を思い起こせば、この国は被災者に対してマトモなホスピタリティを与えているとは思えません。
それにもかかわらず、マスコミは、さも政治、行政が仕事をしているような大本営発表を垂れ流す始末。わかりやすいところではマスコミのお涙頂戴物語は為政者への批判をそらす、非常にわかりやすい煙幕でした。
一例をあげるならば被災者のエコノミークラス症候群は、被災者に国が加害行為をしたようなものでしょう。
それらの事を考えれば、我々は自分で備えるしかありません。特に西日本の方。南海トラフ巨大地震がいつ起きても不思議ではないと言われる昨今、明日は我が身です。
この国は全く信用出来ないのですから、自分で自分の身は守るしかありません。
しかし情けない国です。普段、先進国最悪とも言われるレベルの高い税金をむしり取り、「地震大国」で、かつて東北大震災があったにも関わらず、それを反映したまともな対応ができず、お涙頂戴のプロパガンダ報道しかできないのですから。
繰り返しますが、自分の身は自分で守るしかありません。以下に、震災時に備えておくべき物品、特に今すぐコンビニで買えるものを中心にを記述します。
地震に備え緊急に用意すべき物
コンビニで揃えることのできるものを主に記述しました。
- アメ(キャラメル)
- 水5リットル以上
- 米2k以上
- ライター
- スプーン、箸
- ラジオ
- 懐中電灯
- 電池型のスマホ充電器
- 塩
- インスタント味噌汁
- ゴミ袋多数
- トイレットペーパー
- 生理用品
- 新聞紙
- 軍手
- ビニール袋
- レジャーシート
通販などで揃えるもの、もしくは家にあるものを使用
- 鍋
- ポータブルガスコンロおよび予備ボンベ
- 笛
一番手っ取り早いのは「アメ」かもしれません。なぜならば、アメは重量とカロリーの割合で見た場合、非常に効率的ですし、糖分は万が一の震災の際、疲れ果てた体と脳に栄養を供給します。
また、ある程度の喉の渇きにも役立つかもしれません。
それは、避難する際の「自分の判断」を鈍らせないための助け、デマに惑わされないための対策、ともなります。頼れるのは自分しかいないのですから。また、口の中にアメが入っていることにより、安心感を得ることができるのは、もちろんです。
また、アメであれば常にカバンの中に入れておいてもジャマになりません。アメのサイズが大きい、と感じるのであれば、キャラメルでも同等の働きをしてくれるでしょう。
調理については、ガスコンロの調達が難しい場合、瓦礫を用いての焚き火で調理可能です。ただ、その場合、周囲でガス漏れが無いかの確認は必須です。
米は 米1:水5 (おおよそ。だいたいで結構です)の割合で一緒に弱火で20分位煮ればおかゆとして調理可能です。
これが一番手っ取り早い料理方法です。
「コメを炊く」と思うから難しいのであって、最初から「おかゆを作る」と思えば、時間や水分量は「てきとう」、もしくは「ありあわせ」で良いのですから。
おかずは缶詰、もしくは塩でも十分に食べれます。
新聞は地面に敷く、寒い時は服の下に入れて保温、毛布代わり、などに使えます。
レジャーシート、ゴミ袋は敷物になることはもちろんですが、雨の時、寒い時には体に巻き付けるなどをすれば、雨、保温対策にもなります。
人間、体に対してもっともダメージとして蓄積するのが、空腹と寒さです。それらを凌ぐ道具はコンビニに売っています。
なぜ、「笛」を入れているのか。 笛は救助が来た際のシグナルとなりますし、また、女性では自分の身を守るための道具となるでしょう。他者の注目を引く状態では悪意のあるものは近づきにくい、もしくは離れざるを得ません。
自分の身は自分で守る、それは、もはや「そうせざるを得ない社会」に成り果てていることと同義語です。
精神的余裕のための備えとして
これらの物資は使わないのが一番ですが、「自分で用意をしている」という事自体が、イザという時の精神的余裕となるのではないでしょうか。
ちなみに私は、これらの道具を使用しなくなったリュックに詰め、いつでも持ち出せるようにしています。単なる気休めに過ぎないかもしれませんが…。
日本は地震国です。しかも、それは「忘れた頃にやってくる」ものです。そのために、ほんの少しの投資で、「いざという時」の安心と、生存率の向上を図ることができるのであれば、今買うことのできるもの、蓄えることのできるものは用意しておくべきでしょう。
ただ、西日本は中央構造線の上には伊方原子力発電所があるので、それが地震でひっくり返って爆発したら本当に「日本の終わり」かもしれませんが。
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