個人ブログの終わりの時代と、今後のあり方と対応方法について

By | 2020年8月7日


実はこのブログは2020年の5月あたりにアクセスが激減しています。

それまで月あたりのアクセスが10,000アクセス程度はあったものが、今ではその3分の1程度3000アクセス程度にまで下落しています。これはGoogleのアルゴリズム変化が直撃したため、と考えているのですが、少なくとも私はブログからの収益を収入としては全く考えていないため、金銭的には全く問題ないですが。

ブログでおカネもうけ、とか私はそこまで困窮もしていませんし、カネ目当ての言論など反吐が出る思いです。

なぜ、ここまでブログのアクセスが下がってたのか、また、もう少し大きい視点での今後の個人のブログのあり方について考えてみようと思います。

まず考えられるのが、個人のブログへの信頼性という問題があるでしょう。私のブログは私の個人的な考えを書います。それは、リベラル、人よっては左派的な考えと捉えられるのかも知れません。

それらの「個人の思想」をGoogleというプラットフォームで伝える事をGoogleが嫌っているのでしょう。

言うまでもなく「お上(おかみ)にたてつく」ブログですからね。

その結果として社会問題については、行政機関や、企業または、公的団体、士業団体などが作ったウェブページが上位に検索結果の上位に表示される状態になっているのでしょう。

ただ、それらの検索結果は「当たり障りのない、事実上役に立たない」ような内容が多いように見えてなりませんが。

企業のSEO対策について

言うまでもないですが、個人でSEOを左右する事が「できた」のであれば、そこに物量や資金面で勝る企業が参入すれば、当然個人のブログは排除されます。

そもそも、これまでSEOを操作する事ができたという点そのものが検索エンジンのバグ的な時代であったと言えるでしょう。

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今後は個人ブログはどうあるべきか

結局、個人のブログというものはあるべき時代に戻っていく、もしくは、戻らざるを得ない、というのが今後のブログのあり方ではないでしょうか。

すなわち、インターネットが普及した初期の頃のように、趣味の者がブログを書く、という時代に戻っていくと考えます。

ホームページが登場した頃、まだGoogleもなかった頃は、自分の好きな事を書くためのツールとしてホームページも用いられていました。

やがてブログが登場し、そして、さらに個人はTwitterなどの短文メディア、インスタグラムなどの画像などによる破片的なメディアへと移行していきました。

それらの「ホームページ」初期時代の原点に戻るのではないでしょうか。

つまり、今後のブログのあり方とはブログでお金を稼ぐ事ができない、という極々当たり前の原点に戻るだけではないのかと思うのです。

それでもwebで金銭を稼ぎたいのであれば、自分で商売をして、その「広告手段」としてのwebに回帰するしかないでしょう。webで自分の商売を「知ってもらう」ことはリアルな商売への繁栄につながることは否定しません。

ちなみに私も、このブログ内で広告貼っていますが、せいぜいでサーバー内とドメイン代金が出ればいいかな、ぐらいに思っています。

歴史は繰り返されると言いますが、おそらく、ブログができてから10年程度、そして、今の個人ブログが検索エンジンから軽視される流れは、今後5年または、10年かかってYou Tubeなどの動画にも普及していく事でしょう。

そもそも現在のYouTubeなどの動画メディアにおいて、個人が検索されるのは「企業が本格的にYou Tubeに進出していないだけ」に過ぎないのですから。

もっとも、文章に比べれば動画の制作は、「しきい」が高いため、その変化の速度がやや遅いものとなるかも知れませんが。

どちらにせよ、動画においてもいずれ企業や団体者が検査結果の多くを占めるようになる事は言うまでもないでしょう。

とは言え、そもそも論ですが

そもそもGoogleが検索エンジンのデファクトスタンダードとして存在する事そのものの是非が今後、問われる時代になるのかも知れません。

Googleというアメリカのいち企業によって、企業の収益や、言論の統制が可能になってしまう、それ自体がおかしな時代であった、と、何十年後かに、我々は思うのかも知れません。

言うまでもなくGoogleは巨大企業として新自由主義の推進を心から願っているでしょうし、そのためには各国の政治体制が安定することを願っているはずです。

それらの思惑は必ず現在の検索結果に反映されている事でしょう。

どのような企業も発展のあとには衰退が、必ず待ち受けます。

今、ウェブの社会ではGoogleという圧倒的な支配者が存在しますが、それらの歴史は、何十年後かの将来から見た場合、「おかしな時代の徒花に過ぎなかった」となる日が来るかもしれません。

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