ディストピア化する、どうしようもない暗澹たる日本の将来予測を考える

By | 2019年4月21日

日本の将来の暗澹たる予測

実は私は3.11、いわゆる東北大震災における地震の際に、現在とは異なる別のブログを書いていたのですが、その際に将来的な日本の変化を予測しました。

その際には、たとえ原発が爆発しても、それによって人々が自分の人生の無力さ、儚さを知る事によって、日本は良い方向に向かうのではないか、と考えていました。

しかし、現実は、その考えは非常に甘い考えであったと言わざるを得ません。

3.11の時の政権は民主党政権でしたが、その後、民主党政権は野田佳彦氏によって消費税増税を民意に問うと称した選挙によって民主党政権は崩壊し、現代の自民党政権に逆戻りしました。

つまり、3.11によって人々は命の大切さや、自らの存在の儚さを知るところではなく、これまでの日本の従来型のあり方、すなわち、上の者に物申さない、そして、周りの顔色を見る、それらの従来的価値観を選択した事になります。

つまり、この国での希望的な将来予測は全く無意味ではないのか、とさえ思ってしまうのです。

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将来の日本の予測

外国人労働者の増加によって治安の悪化が進む

これは非常に書きにくい事ですが、当然外国人労働者の大量の受け入れとなった場合、最初から日本に対して悪意を抱いて訪日する人物も多数存在する事でしょう。

外国人労働者に門戸を開く、事は、当然、悪意ある者も「受け入れざるを得ない」のですから。

現在の就職氷河期世代は無敵の人として、社会の治安の悪化の原因となる

これまでの「顔色を伺わせる」、や、いわゆる生活保護の水際作戦などが全く通用しない世代が出てくるでしょう。

その際に彼らは何をするのか? それは、「常識」を超えた犯罪行動かもしれません。

マスメディアいわゆるテレビ新聞は基本的には政府ヨイショの報道しか流さなくなる

これは今でも、その風潮はあります。

結局、マスメディア新聞やテレビは、それ自体が現時点での「特権的状態」です。自分達が生き残るためには、ありとあらゆる政府ヨイショをくり広げる事によって、為政者からの有形無形の庇護を得ようとするでしょう。

アジアの特定の国家の経済的な植民地化する可能性

インバウンドだか何だか知りませんが、コンビニの店内で外国語の放送が流れている光景に非常に違和感を抱いてしまうのは私だけでしょうか。

取れるとこから取ろうとする醜悪な日本社会の最先端に見えて他なりません。

世界から「こうなってはいけない」反面教師として教材にされる国家になる

かつてイギリスが衰退した国家のお手本のモデルとして取り上げられる事がありましたが、そのイギリスの座を取って代わるのが日本と言えるでしょう。

ただ、日本の場合、単一民族における民族主義的な側面も海外から見れば大いに興味深い点かも知れません。

民族的な枠組みを持ちながら、その中で持てる側が富の独占をしようとし、その結果として社会が腐敗した、愚かさの象徴として認識される可能性すらあるでしょう。

昭和30年代の方状況に逆戻りする

日本の高度経済成長の逆転として、その向かう先は昭和三十年代のレベルではないか、と考えていまします。

経済格差によって実質的な経済的徴兵制が導入される

経済的格差の到達点には、
「貧しいものが大学に入りたければ軍隊に入れ、そのかわり、生きて帰ってこれれば、大学に入れてやる」
が待ち受けていることでしょう。

監視カメラRFIDなどの対応によって個人の監視がより強まる

しかし、これだけで監視カメラが増えているにも関わらず、未だに時効を迎える犯罪が多々あります。

それどころかPTAや教員のくだらない校則の強制など、いわゆる忖度的な事例が後を絶ちません。それらは全て持てる側にとって現在の制度が有利なものである事を示している事です。

それらの最もわかりやすい事例が、監視カメラやRFIDによる監視、追跡でしょう。

ディストピア化する日本

正直ところ、これは、将来的な日本のディストピアに他なりません。

冷静に考えてみても、この国が将来的に何一つ良い方向に向かっていく要素は今のところ全くありません。

その中でも日本のディストピア化の最大の要因とは、90年代のフリーターや非正規労働を代表とするいわゆる就職氷河期世代を放置してきた事に尽きるのではないかと考えます。

彼らは今のところ大企業にとって都合のよい、使い捨て労働者として利用されていますが、彼らがあと10年もしくは、15年から20年経った時、何も持たない、そして、パートナーも子供も持たない、そして、親世代の世話をする事さえも放棄しかねない、すなわち、何一つ失う者のない世代が大量に存在する事になります。

彼らからすれば、自分の生命や自分の属する社会がどうなろうと知った事ではない、との絶望的な価値観が芽生えるでしょう。

もちろん、そのような価値観を広めないためにネット上では有形無形のコントロールの試みが繰り広げられるのでしょう。

しかし、人間の怒り感情をコントロールするのは非常に難しい事です。

日本の社会には、そのような絶望的な未来しか待ち受けていないと認識します。

そして、日本人は否応なく、その絶望的な日本の将来と対応せざるを得ない状況になるのです。

もちろん、それを作り上げたのは現代の為政者が最大の原因である事は言うまでもありません。

しかし、そのような犠牲者を選んでしまった我々の責任も当然そこにある事は言うまでもありません。

その責任は誰もが等しく自分の生活の破壊、という状況で責任を取らざるを得ないのです。

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ディストピア化する、どうしようもない暗澹たる日本の将来予測を考える」への1件のフィードバック

  1. 炭酸

    外国人労働者の件、完全に同意です。実際、目先の労働力としてやってきた者は、まともに日本語を話せないものが多いと聴きます。

    あらゆる質の低下が懸念されます。特に人手不足に悩む業界ほど根幹に関わるので、質の低下がある水準にまで達すれば取り返しのつかない問題を生むことになるでしょう。

    全て、現実を直視せず地道な積み重ねを怠ったツケです。そしてそのツケは、私達コクミンが支払わされることでしょう。

    返信

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