そろそろ時期iPhoneが発売か?と言われていますが、私個人としてはiPhone、iPadは全く良いガジェットだと思いません。Appleというブランドを被せた中国製品に過ぎない、との認識しかありません。
ざっと思いつくiPhoneシリーズのネガティブな点だけでも以下のとおり。
- iphone、ipadの特徴的デメリット
- バッテリー交換ができない使い捨て製品
- 開発にMacを使うことを強制
- アプリ開発言語、手法、配布手法を支配する排他的な開発思想
- すべて外国資本の製品であり日本にとってのメリットがない
- SDカードがないのでバックアップが極めて不安
どれをとっても本当にろくでもない。そのどれか一つだけでも、購入をキャンセルするに値するデメリットです。
なぜiPhone、iPadはもてはやされるのか?
なぜ、こんなガジェットがもてはやされているのか、その原因の一つとして、初期のスマホにおいて、iPhoneの方が操作性が優れていたため、そこからひたすらiPhoneへの囲い込みが続いている、という事象があります。
これはデザイン業界、音楽業界、医療業界のパソコンにおいても、同様の理由でApple製品がデファクトスタンダードとなっているのですが、それをスマホで同じことをホイホイと繰り返された、ということですね。
また、日本人お好みの「ブランド」信仰もあります。ただ、iPhone、iPadは中国でも同じようにブランド信仰としてもてはやされていているのですが、中国のような経済成長の途上にある国ならいざしらず、下り坂経済の日本においては精神的に成熟していない、ということかもしれません。
せいぜいiPhoneのメリットといえば、形が東ドイツで大量生産されていたトラバントのように固定されているのでケースの種類が多い、というくらいじゃないですか?基本的に、iPhoneはブランド品としてのイメージしかありません。
スマホとタブレットにおける、お寒い日本製品事情
ブランド戦略にホイホイと乗せられて、それでいいのでしょうか?と。しかも、これは中国製品による、アメリカ型のビジネスモデルそのものですし。アンドロイドは中身はアメリカのものであっても、一応ガジェットそのものは国産の場合もあります。
ただ、少し深く言うならば、「家電製品をリードしてきた」ハズの日本が、スマホ、タブレットにおいて、自国製のOSによってデファクトスタンダードを得ることができなかった、という致命的な問題があります。
かつて、ドコモのiアプリやAUのezアプリという、各携帯キャリア独自OSがあったにもかかわらず、各キャリア間の秘密主義の規格保持による「コップの中の戦争」をしている間に、Apple、Androidにすべての顧客を奪われてゆきました、というお寒い事情が問題の根本にはあるのですが。
海外製スマホやタブレットが跋扈してて良いのか?
ドコモやAU、ソフトバンクなど全ての通信キャリアに言えることなのですが、インフラだけ整備して、もしくは借りて、その上で通信料金をこねくり回してるという、不自然な通信業者があって、さらにiPhoneやiPadなどの外資系のスマホが跳梁跋扈しているって、明らかに不自然な業種体質だと思うのですが。
私はネトウヨのような「愚劣な愛国」ではありませんが、しかも、スマホを作っていたシャープが台湾資本に買収される、という前代未聞の出来事があったにもかかわらず、iPhoneやiPadなどの「何ら国産ではない」ガジェットに熱狂的信者がいて、それをもてはやして、スタバなどで自己陶酔している姿に極めて違和感を覚えます。
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