
ツッコミどころ満載の一冊
あ、この本富士見書房なのですねー。
富士見書房っていうと、昔ライトなエロのラノベを出していたところですねー。
時代は変わったものです(苦笑)
さてさて、こう言う漫画を書評などとおこがましい言葉を使う事自体が色々と問題があるような気がするのですが、あまり真面目に書いても私のブログに変な色がつきかねない気がするので、テキトーに誹謗中傷にならない範囲で書きましょう。
サラリーマン批判して何がしたい
批判をするなら薄っぺらい企業批判ではなく、社会批判しましょうよ。もう、会社ごときを批判している時点でお手軽感満載、と言ったところでしょうか。
企業には企業の風土があるのですから、それが嫌なら辞めれば良いことだし、賃金か自分の働き方か、そのどちらかを優先するのは社会人として当然のことだと思うのですがね。この本を見ていると「会社」という、あまりにもお手軽な批判対象を扱っているようにしか見えません。
あまりにもノウハウとしては脆弱
転売ヤーの皆様、ご苦労さんです。転売って、結局は仕入れなのですよね?私は中古品など買わないので全然よくわからないですが。
そんな美味しい仕入れなんてありませんよ?もしかしてそれをこの本の巻末のセミナーで教えてくれるのかもしれませんねぇ。
まあ、ヤフオクなどクレーマーが凄まじいと聞きますし、そんな輩を相手にするほど私の人生はヒマではないですね。まあ、せいぜいコガネ稼いで頑張ってくださいな、と。
結局最期はメールマガジンへ誘導ですか?
最後にメールマガジンへの誘導がありますね。ここでメールに登録したら、「金儲けに渇望している客」として見込み客扱いされて「様々なお得情報」が送られてくるのかもしれませんねー。そういうメールは斜に構えて読むのは楽しいですが。
この本の本当の目的
まあ、ちょっと知識があれば、こういった本は書けるものです。私はそんなことをするつもりはありませんが。
いわゆるところの最近のブロガーのサラリーマン批判の流れ、あと、ヤフオク転売ヤーの基礎部分を抽出して、それを再構成したような本ですね。
あくまでもこの本は「独立できるかのような気にする」為の入り口であって、本質はメールマガジンの先にあるのでしょう。
情報商材のその多くは、「私の真似をすれば儲かる!」と言うものですが。もしくは自己啓発セミナーの焼き直しなど。
まあ、この著者のメールマガジンの内容がどうなのかはわかりませんがね。
と、まあ、ここまで書いてきて、上記のようなことは常識的に社会で辛酸を舐めている人であれば幾らでも思いつくことです。
この本の本当の目的は、これらの批判を全く感じない、それらの人をフィルタリングすることが本当の目的でしょうね。そして、メールマガジンのその先にウェルカム!、と。
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