バイトは責任を感じてはならない お粗末な働く環境を正しく認識する必要性

By | 2017年3月9日
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賃金の差は働き方の差である

言うまでもなく、バイトはボーナスもないですし、また職場環境内においても差別的な待遇をうけている事は日本の企業においては厳然たる事実です。

コンビニエンスストアなどの業務をでバイトに過大な業務を任せる事、それは賃金以上の働きをさせている事です。

そのような状況下でバイトに対して責任や職業規範を求める事それ自体が誤った考え方であると私は考えます。

責任には責任に応じた賃金者があります。また外食産業やコンビニエンスストアなどにおいて、クリスマスや正月などのイベントの日に出勤を強要する事は、当然そこに通常の賃金に何らかの加算されて当然であるべきです。

それをせず、バイトだからクリスマス や正月にシフトに入る事が当然であるかのような振る舞いをするをする雇用者は、今後の時代に生き残っていく事は難しいでしょう。

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多様な「働かせ方」のなれ果てとしてのバイト

あまりにも今までの日本は人件費者について甘い考えを持ちすぎていたのではないでしょうか。

サービス残業、パワハラ当たり前、労基署もまともに動かない、そんな発展途上国のような「働かせ方」が可能であった大不況、それは労働者派遣法などの企業によって使いやすい人材使い捨て制度を社会ぐるみで作ってきた、という背景はもちろんありますが、それらによって、企業は社会的に責任を忘却し、働く者に対してどんな無理難題を突きつけても良い、という誤った印象を抱いているように思えます。

また、それによって本来最も重視されるべき働くべき者の賃金もが極めて歪な形で低賃金として取り残されてしまっているのが現在の労働環境なのではないでしょうか。

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バイトは主張せよ、駄目ならば辞めればいい

「(働く場所の)代わりはいくらでもある」。

と、彼らが数年前言っていた事を堂々と言えば良いのです。

それは数年前に経営者が「嫌なら辞めろ、代わりはいくらでもいる」と罵った言葉のブーメランに他なりません。

ブラックバイトと言われますが、それは働く者の知識の無さにつけこんだ極めて悪質な雇用主と言わざるを得ません。

今、外食産業などにおいては人手不足と言われるのですから、然るべき賃金をもらえる分野、場所に堂々と転職する事が最も適切な働き方ではないでしょうか。コンビニバイトなどの場合、どの店でも同じような業務しかしないのですから、待遇が悪ければ積極的に転職すべきです。

ファミリーレストランの深夜営業の取りやめを見るまでもなく、今後、人手不足が深刻化していくでしょう。

そのような時に、これまでに一体、派遣や期間限定の従業員がどのような扱いを受けてきたのかを知っておくと、経営側の泣き言の胡散臭さを見破り、自分の働き方法を考える上で極めて大きな手がかりになるのではないでしょうか。

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