追記
過去記事を見直していたのですが、重要な事項が抜けていたため先頭に追記します。
村八分で一番困るのが「ゴミ出し」問題だと思います。自治会に入らないとゴミを出させないとか。
とはいえ、「公有地に存在するゴミ出し場所」に自分のゴミを指定日に出すことは何ら法的な問題はないと思います。それは市町村税を払う住人の当然の権利なのですから。
そのため、「ゴミ出しの問題」が生じた際は、わざわざゴミ処理場に持ち込まずとも、近隣の「公有地」のゴミ捨て場の指定日に出せば良いのではないでしょうか。
それについて文句を言う住人がいれば、撮影するなり録音するなりし、「不当な要求」として法的な対処なども考える、と通知すべきです。
物知らぬ者たちにとって、「法的対応」ほど恐ろしく、面倒な事態は存在しないでしょうから。
なぜ、村八分が「存在できる」か 行政との関係
正直なところ、村八分という習慣自体が社会の非常に恥ずべき風習であると私は認識します。
また、不幸にして、そのような状況にあっている方には心より同情を申し上げます。
なぜ、村八分が現在まで残っているのか、それは、自治会が行政に近い存在があります。自治会は行政から一部の業務委託を受けていると言われています。
しかも、その業務委託を受ける事で血税から自治会に対し金が払われていると言われています。
つまり、多くの場合、自治会のおエラ方が威張り散らしていますが、彼らは血税を使って自らの支配欲を満たしているのです。
もし、地域から自治会に委託を受けているのであれば、当然、行政は村八分に対して強い態度をもって指導し解消すべきでしょう。
また、逆に委託費などを受け取らずただ、単に任意団体として自治会を運営し、そこに村八分などがあるのであれば然るべき証拠と対策を講じるべきです。
また、同様に、それらの村八分を行う自治会とは、ほぼ多くの場合、保守系政治の地盤と呼べます。
それらの同調圧力を利用する事によって、現在の為政者の政治的基盤を支えている事も、彼らが傍若無人に振る舞う事のできる一因とも言えるでしょう。
これは完全なる余談となってしまいます。が、村八分を構成するムラ的な意識は、戦後の一時的には、そのシステムが平和的な利用によりよって花咲いた時期もありました。
それは、高度経済成長期です。高度経済成長期とは日本の製造業が多いに発展した時期ですが、この時期において社宅などと呼ばれる集合住宅が多数建てられましたが、そこで企業側が期待した事は、それが村八分的な相互監視を社内の枠で行わせる事ではなかったのでしょうか。
また、社内での相互監視的な役割に他人の顔色を伺う、それらの行動により生産性を高めた事は否定できないでしょう。
村八分への具体的対策
対策として私がお勧めしたいのは監視カメラの取り付けと、そして、ボイスレコーダーの常時着用となります。
監視カメラについては家の四方に、誰が通ったか、誰が、いつ、どのような振る舞いをしたかを全て記憶するべきです。
今は監視カメラは小型化し、自分で取り付けを行うことも可能です。また、ハードディスクレコーディングなどを使用する事によって、一週間単位での記録を残す事が可能となりました。
これにより近隣住民の嫌がらせなどを逐一記録し、それらの状況をまとめておく事によっての裁判には行政に訴える場合の動かぬ証拠として活用できるでしょう。
また、それらの「記録を取っている」事を公言すれば、彼らのイヤガラセは減少する可能性もあります。
村八分の典型的な一例として、ゴミ出しへの妨害があります。これは、記録を残せないが故に、これまで行ってきたのでしょう。
しかし、現代、技術が発達した世の中では、そのようなのは不当行為の全てを記録に残す事は可能です。
また、当然、それらの不当行為をしている田舎の者達には、それ相応の法的な責任をとらせる事が常識ある近代人の勤めでしょう。
そのような不当行為を行うものは法律によって罰せられ、しかるべき責任を取らせるべきです。
また、それを見て見ぬふりをする行政も同様です。公務中の公務員に肖像権はありません。彼らの不作為も徹底的に記録すべきです。
村八分の対策としての徹底的な記録と彼らの弱み
やむを得ず、ゴミ捨て場を利用できず、ごみ収集センターなどに持ち込まざるを得ない場合、何月何日にゴミ出しをした、その時に使用したガソリンは何円である、などの事実を全て記録をつけるべきです。
それらの実費の損失を簡易裁判などで請求する手もありかも知れません。
そもそも、村八分を行っているような者達は自分の土地にしがみついている者ですから、強制執行などは比較的、簡単に行えるでしょう。
それらの強制執行をちらつかせる事によって、謝罪を引き出し、それをYouTubeなどに「本人の同意のもと」アップロードすれば、彼らから大きな反省を引き出すことも可能でしょう。
また、インターホンや玄関先に監視カメラを常時作動させ、それを部外者に分かるように掲示するのも有効でしょう。
なぜならば、彼らは証拠を残される事は一番嫌ですから。もし、村八分をしている事がしかるべき証拠が残った上で裁判所に訴えられれば、現代の判例により確実に敗訴する事が明白なのですから。
村八分への根本的対策として
とはいえ、一番いいのは、そのような地域に見切りをつけ地方都市などに移住する事が最も建設的な方法かも知れません。そのような村八分の残った地域とは、遅かれ早かれ、いずれ縮小し、消滅を運命づけられている地域と言えるでしょうから。
村八分をしているような地域は、早期に消滅することこそ、社会に対する唯一の貢献であるように思えてなりません。
とはいえ、日本における村八分とは、この国の人々の深層心理をよく表した行動だと思えます。
それは、学校でのいじめなどの心理的と共通性することでしょう。
結局この国のは集団主義、もしくは、上司の顔色を伺う、空気を読む、などの同調圧力、または人と同じでなければ不安になるといった特性を、「持てる者」が徹底的に利用してきました。
それは先の大戦における悲劇を生んだ原因であることは言うまでもないでしょう。
それは昭和の戦争の焼け野原からの復興期にこそ、プラスになりましたが、その後、それらの事実は何が改善される事なく、現在に至っている状況ではないでしょうか。
そのような状況の中で自分の身を守るのは自分しかありません。
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