NHKのあるべき姿とは何か、肥大化したNHKの本来の目的と国有化の必要性

By | 2017年12月26日

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法的にグレーのゾーンを利用し、不適切な集金を行っているNHKについて、以前、立花孝志氏との関連でも書いたのですが、私はNHKの存在そのものについては否定しません。

しかし、現在のNHKについてはあまりにも無駄が多すぎ、そして、あまりにも受信料が高すぎる気がしてなりません。

そのため今日のこのブログではNHKは本来どのような姿であるべきなのかを書いてみたいと思います。

NHKにはエンターテイメントは不要である

NHKは公共の福祉と安全のために存在すれば良いのであり、エンターテイメントの要素そのものが一切不要です。

NHKは大本営発表として政府の発表の報道内容を記者クラブから垂れ流しにしておけば良いと思うのです。

それは更に言ってしまえば、紅白歌合戦さえ大幅な予算として削減が可能です。また、やむを得ず続けたいのであれば、ボランティアで出たい歌手に無料で出演をさせれば良いのではないか、とすら思ってしまいます。

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NHKは国営化すべきである

反NHKの立場をとっている人物として、最も有名かつの中心的である立花孝志氏が、自分がNHKに務めていた時の給料明細を公開していますが、40歳手前程度で一千万円弱の年収とのことです。

ちょっとこれは、もらいすぎです。NHKは公共放送であり、すなわち、公務員ではないため国民からの受信料を使って好き勝手な給料形態を作っています。

NHKは本来公共の福祉として、単なる記者クラブでの報道内容の公開業務に限定すれば、年収300万から400万で全然良いのではないでしょうか。

また、受信料の徴収は税金として、せいぜい月100円、年間1000円から1200円程度が妥当ではないでしょうか。

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24時間放送をする必要はない

今となってはテレビの24時間に近い放送形態が定着していますが、実は戦前のラジオについては、24時間放送ではないどころか、昼間の放送時間でさえも休止時間がありました。

つまり、13時から番組が始まるとして、13時00分から始まり、13時30分まで放送したあと、30分間の「放送休止」を行い、また14時00分から放送を始める、そのような放送形態が戦前は行われていました。

別にNHKはそのような放送形態で良いと思うのです。さすがに現代では電波の休止は難しいかもしれませんが、「休止時間」は文字放送や、自動読み上げのニュースでも流す、もしくは過去の放送を再放送すればよいのです。無駄に金を使ってまで、目一杯の番組を作る必要などどこにもありません。

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若手ドキュメンタリー作家の作品の買取などを行うべきではないのか

ブログなどと同じように、最近のYouTuberという職業も存在していますが、つまり、映像作品などについて、本当にやる気のある者であれば、数人もしくは少人数で作品を作る事ができます。

そのような作品をNHKは買い取りを行い公開すれば良い事です。それは若手の映像コンテンツの作成に対する大きなモチベーションとなるでしょうし、そうすることにより、「番組」を数1/10以下まで価格を下げる事ができるでしょう。

もはやテレビ存在自体を疑うべき時期に来ているのではないか

バリアフリー社会の実現として、テレビによるの放送は聴覚障害者にとっては極めて重要な事項であることは認識します。

また、逆に視覚障害者の為のAMのラジオ放送も維持すべきでしょう。また、それは災害時のためのインフラとしての意味もあります。

しかし、それらの「公共性」を考えた場合、テレビの映像を4Kテレビや8Kテレビなどを作る必要など全くありませんし、いくらでも制作費の切り下げは可能です。また、衛星放送なども不要でしょう。今、専門チャンネルは衛星、ネット、いくらでも存在するのですから。

むしろ、それらの「公共の福祉のための最低限度の情報発信」と割り切るためには、NHKの国営化、そして職員の選別採用後の大幅な賃下げ、無駄の徹底的なカットを今すぐ行うべきではないでしょうか。

 

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