「愛国者」よ、なぜフクシマにゆかないのか?福島第一原発の建設的終焉方法について

By | 2017年3月6日
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フクシマでは人が足りません

福島第一原発の廃炉作業では人が全く足りないと言われています。これまで「安全である」と壊れたレコードのように繰り返してきたにも関わらず、安全神話は崩壊し、全世界に原発爆発とメルトダウンを晒す先進国最悪の事故を起こしました。

しかし、東京電力の社員は誰一人逮捕されていませんし、責任を取っていない事は大前提として認識すべき事項です

「愛国者」こそ、フクシマへ行け

原発推進をしてきた者は保守派と言われるような輩なのですが、なぜ、彼らは自ら進んで除染作業もに携わろうととしないのでしょうか?

福島では人が足りてないにもかかわらず、です。愛国者達はやれ外国はどうした民進党がどうした、と枝葉末節な問題を垂れ流していますが、そんなことを垂れ流す暇があるのであれば、福島第一原発に行って自ら廃炉作業を志願するべきです。

これらの事項から、所詮、「愛国者など、口先だけですね」、と罵られてもしょうがないでしょう。

無論、実際にそうしている「愛国者」が存在するのかもしれません。そうであるならば、私は彼にリベラルの立場からも賛辞を送ります。

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東北の人々に塗炭の苦しみを与えても莫大な退職金の東電

現在まで、東電の社員も役人もなんら責任を取ることなく、現在までのうのうと過ごし、給料も確かにカットは一部されたのかもしれませんが それでも一般の中小企業に比べると途方もない金額を給料として現在も受け取っているのです。また、当時の社長、清水も莫大な退職金を受け取ったと聞きます。一体、どんなブラックジョークでしょうか。

東電を解体、国有化せよ

もはや東京電力は解体し、国有化する以外に道はありません。

社員の給与を年収300万円程度に抑える、そして歴代の役員役員は年金を強制徴収し、それを廃炉作業に当てる、などを行わねば国民の理解などを得られることは絶対にないでしょう。

この国には責任というものが全くありません。それは今回の福島第一原発の事故を見るまでもなく社会に対する無力感や、いわゆる特権階級の存在を知らしめています。

フクシマ第一原発に石棺を作れ

福島第一原発においてその終了方法を行うには チェルノブイリアルドと同じように石棺を作り、そこに放射能を閉じ込めること以外に現実的な方法はありません。

「風評被害」が生ずる、などと政治屋たちは喚くのかもしれませんが、そもそも「原発を爆発させた」時点で、世界的に見て信用も何もあったものではありません。

東芝などに、いわゆる「ロボット」と称するリモコンを制作させるために何億円もの金を払っていますが、そんなことをするのであれば、とっとと石棺を作り、その中に福島第一原発を閉じ込めるべきです。

なぜ何億円もかけて廃炉作業を行うのか、それはこれまで原発を作ってきた東芝などの延命策に他なりません。

日本が今後取るべきエネルギー政策

そして、これまでの日本の電力行政が過ちであった事を全世界に表明し、クリーンエネルギー先進国として転生を計るべきです。それこそが残された日本の唯一の道です。
悲惨な事故があったがゆえに、世界は日本のクリーンエネルギー発電を好意的に受け取るでしょう。また、それらの開発、生産は東北を中心的に行なうべきです。それこそがほんとうの意味での「復興」です。
決して復興とは原発産業の延命や愚劣なハコモノを乱立させることではありません。

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