新しい政党の形としてのウェブ媒体での寄り合い所帯、部分連帯と政治

By | 2018年2月8日
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なぜ今までの既存の政党が機能してないのか

先の10月22日の選挙における民進党の分裂とは、その分裂の原因のほぼ100%が米原氏による責任と言えるでしょう。

ただ、ではなぜ、それが分裂してしまうのか、となった場合、既存の政党の枠組みで捉えてしまうからこそ、原因があるのではないでしょうか。

インターネットが発達し、個人が社会に匿名で物言える時代となりました。実際に、私もこのブログで、どこのだれかを明かさずに社会に散々、モノを言っています。

しかし、これが21世紀の新しい政治の形であると思うのです。なぜ野党が足並みをそろえて動く事が出来ないのか、また、民進党が分裂してしまったのか、それはつまり、自分の党派に党員を所属させること、つまり、人海戦術に頼りすぎた政治が行われている事が原因の一つではないでしょうか。

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部分連帯としての政治の可能性

私はリベラルと自称しながら、実はやや保守的な立花孝志氏、すなわち、「NHKから国民を守る党」を部分的に支持する事を表明しています。

これはおそらく既存の政治政党であれば、とてつもない反党的行為、つまり、党の命令に反する行為と罵られる事でしょう。

しかし、私はリベラルであると考えていますが、リベラルながら、決して「核」の自衛としての議論そのものは否定するべきではないとさえ思っています。

自衛隊については、有事の際には、しかるべき形で活用していくべきである、とも考えています。

つまり、これまでの政党のような、特定の団体に政治思想を依拠するのではなく、特定のWebサイト、もしくは、Webサイトにアクセスできない人には新聞や雑誌などの形で支持者を募り、そして、その結果としての投票を呼びかける、という方法があってもよいのかもしれません。

ただ、その場合、小選挙区の場合は難しい部分もあるでしょう。その場合、民進党、立憲民主党などに「間借り」として参加する事もあっても良いのではないか、と思うのです。

ゴリゴリの政治政党の「形」にこだわるのではなく、部分連帯の連続としての国民生活の改善という考え方も合っては良いのではないでしょうか。また、それは、新しい政治の形なのではないでしょうか。

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硬直化しすぎた政治のあり方について

ウェブ上にはネット右翼などをはじめとする、様々な民主主義に挑戦する勢力が存在する事はよく理解しています。

しかし、今までの政治政党の、あまりにも硬直化しすぎた「政治組織」ではなく、今後の社会に求められる政治のあり方とは、テーマによって個別の連帯する、そして、それは利権の為ではなく、自分の思想のため、自分の主義主張のために連帯をする、そんな人達を政治組織は求めていくべきではないでしょうか。

そのため、Webメディアや雑誌や新聞などのメディアこそ、政党の新しい姿となるべき可能性があると考えます。

もしかすると、それは政党ではなく、単なる編集委員に近い形かも知れません。また、その編集委員会には思想的には右から左まで揃っても全然いいと思うのです。無論、差別的思想は排除されるべきですが。

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