貧困の回避のための貯金の勧め 貧困に陥る理由と予防としての貯金

By | 2018年3月26日


私は実は就職活動を行なっていなかった時期、つまり自分の貯金を切り崩しながら生活をしていたニート期間が数ヶ月程度あるのですが、それらの「貧困を回避する」生活期間を実際に過ごした私からすれば、一定程度の貯金は貧困を回避するために絶対に必要なものであると考えています。

それらの貯金があったかために、現在、私は正社員として働くことができています。もしその貯金がなければ、現在、派遣労働者やフリーターなどの労働をせざるを得ない状況に追い込まれていた可能性は否定できません。

不幸を回避するためのお金として

お金の有用な使い方として、不幸を回避するための使い方があるのではないでしょうか。

例えば、自分に降りかかる怪我や病気、それらの状態に陥った場合、結果としての失業リスクなどを、一定程度「緩衝地帯」もしくは「緩衝期間」を生じさせる事ができる事こそが「貧困を回避する」ためのお金の使い方ではないでしょうか。

これはよく言われることですが、お金は決して幸福を買うことはできないが、不幸を一定程度、回避するためには役に立つものである、という考え方について、私も賛同します。

貯金がない状態で経済的に問題が生じた場合、一時しのぎのお金がないがために、サラ金などからの借り入れ、その返済のために、さらに借り入れる、という負の循環に陥ってしまう事があります。

それらの最悪の結果として、若者の実家でのニート化、ホームレス化、女性であれば、望まぬ異性への相手をする産業などへの転落などが存在します。

本来、それらの貧困対策として、行政の生活困窮者自立支援制度などがあり、それらを利用すべきなのですが、行政はそれらを絶対に広めようとはしませんし、また、それらの申請に行ったところで、いわゆる役所根性丸出しの「水際作戦」などと称し、体よく追い返されるのがオチでしょう。

特にその究極の形として現れているものは、生活保護の水際作戦と言われるものでしょう。本来、誰もが受け取ることができる筈である生活保護を、役人たちは「限られた予算」、すなわち自分たちの給料「だけ」は絶対に減らさないために、貧困に陥っている者がどうなろうと知ったことではない、という行動を堂々と行なっているのですから。

つまり、この国の行政や立法は「税金を集めることにのみ」必死で、本来の再分配や国民の生活については全く興味が無い、と言わざるを得ません。

つまり、この社会では自分の生活は自分で守る事が大原則になります。

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いざという時のための貯金

お金が無くともなんとかなる、という言葉は必ずしも嘘ではありませんが、それはしかるべき人脈や、しかるべき知識、しかるべき経験があるがゆえに、できることです。

また、人間関係などで不幸を回避することは可能ですが、私はそんな関係についてはまったく期待していません。期待して失望や、裏切られるより、最初から期待しない方が良いですから。また、頼られる方も迷惑でしょう。

為政者たちは自助共助公助などと言いますが、それは本当に徴税業務に強制力を行使している人たちの言って良い言葉なのでしょうか? 甚だ疑問に感じます。

本来、徴税業務を行っているのであれば、一旦、納税者が貧困や有事に陥った際には、あらゆる手段をもって彼ら、彼女らを助ける、それを明言し、行動するのが本来の公共のあるべき姿ではないでしょうか。

話を元に戻します。

貯金は自分に降りかかる不幸に対して、一時的であれバッファ期間(緩衝期間)になりえます。そのためにも、収入の一定程度を貯金することは、自分の身を守るためにも絶対に必要な行為です。

具体的には、手取りの1割を「絶対に何があっても貯金する」と決めておけば、1年あれば少なくとも数十万円~何十万円かにはなります。それは「貧困に備える保険」として自分の生活に組み込んでおくべきです。

確かに、貯金をすることによって社会の消費が回らなくなる、という意見は理解できます。実際、肉体的、精神的な健康を維持するためには、時にはそれなりに消費をすることも必要です。

しかし、こんなに信用ならない社会なのですから、まず「自分を守る備え」をした上で、同時並行的に自分の健康を維持する消費を行い、その上でさらに余剰となったお金で自分の趣味的なものを楽しむのが順序でしょう。

逆に言えば、自分の健康を管理することは、貯金と同じレベルで重要な「いざというときのための」保険とも言えるかもしれません。

万が一、貧困に陥ってしまった時にも、健康な体があれば日雇いのバイトや短期のバイトなどで、貧困を回避しやすくなることも確かなのですから。

また、ウェブの積極的利用はお金の節約や、今後身につけるべきスキルのヒントとして、直接的であれ、間接的であれ何らかのバッファの助けになるかもしれません。

それは自分で自炊をする方法、また、ちょっとしたコツなどによる節約の方法などについて書かれたサイトは大いに役に立つものかもしれません。

ただ、ウェブで「カネが儲けられる」のたぐいの話は99%信用に値するものではありませんが。

この社会は「税金を集めるときだけ」は必死ですが、市井の人々が困窮に陥っても知らぬ存ぜぬです。 そんな社会に対応するために貯金は絶対に必要不可欠なものです。

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