まあ、私のペシミスティックな予想をつらつらと
そもそも四年間続くのか?
あまり「きわどい」話は避けますが、共和党側としても、「困ったね」状態でしょう。
アメリカの大統領が不在になった場合、。副大統領が大統領に昇格する、と聞きますし、何らかのスキャンダルで失脚する可能性は極めて大きいのではないでしょうか?
アメリカファーストではなく、アメリカワーストになる
おそらく現在のトランプ氏の政治方法で行くと、中国はますます経済的発展を遂げることでしょう。
アメリカの内需拡大と言いつつ、実はそれは中国の経済的発展と密接に結びついた 敵に塩を送るような行為そのものをしていることなのかもしれません。
結局、自分たちがグローバル経済、といいつつ、それを推進してきたにも関わらず、自国にとっての利益が減少したならば、それをいとも簡単に打ち捨てる、という無責任な行動はアメリカの地位的かを全世界に喧伝するであろうことは想像に固くありません。
中国との関係は良好
とはいえ、中国との関係は良好なのではないでしょうか。
なぜならばアメリカで今 iphoneなどを見ても理解できる通り、中国はこれまで冷戦のようなイデオロギーによる敵対的関係のみではなく、経済的には非常に深い結びつきがあり、現実的にアメリカにとって、中国無しではやっていけない経済状況にあるのですから。
そのようなことを考えると、トランプはたとえ口先では中国を非難するとしても、そこに対して実行的なアクションを取る、ということはまずないのではないかと考えるのが自然です。
かつてのソ連とアメリカとの冷戦関係のような状態にはならず、むしろ政治上は一定程度の緊張の関係は保ちつつも、経済的な分野では関係をより密にしていくのではないでしょうか。
世界の治安が乱れる
世界の警察としてのアメリカの役割はトランプによって放棄されるでしょう。
つまりのところ、それは「アメリカファースト」という聞こえのよいフレーズで覆い隠しつつ、実態はアメリカにも、もはや全世界に介入するだけの経済的体力がなくなったということの裏返しにすぎないのかもしれません。
日本政界への影響も甚大
これまで、アメリカべったりで何の将来的な不安を考える必要がなかった日本の「保守」たちが、ようやく危機感を持つかもしれません。しかし、その「危機感」とは徴兵制など、現在の極右的な思想性の強化であり、それは国民にとっては何らメリットとならないどころか、ますます息苦しい国となるかのしれません。
グローバリズムの限界を全世界が知る
おそらく、これはトランプ氏が全く意図しない形で広がることでしょう。これまでアメリカが進めてきた「グローバリズム」が最終的には自国の保守化と一国経済主義に回帰することにより、グローバリズムの限界を世界の人々走ることになるでしょう。
ただ、そのような場合、グローバル企業を排除し、自国の経済的な自立を図る、という状況には、輸出を拡大したい自動車メーカーの意向を受けた日本の「政治屋」たちが一番最後までその潮流に抗うのでしょうが。
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