
秘密を守らないものは社会から淘汰される
今私が行っている仕事は、かなりニッチな分野なので、ブログを書く際に、仕事で使う独自の用語などを極力使わないようにかなり心がけているつもりです。
仕事とは、そのその仕事について守秘事項義務があり、クライアントから、いかなる秘密の話を聞いたとしても、それを絶対に漏らさない、その積み重ねこそが、お互いの信用を構築してゆくものです。
ブログを本名で記事を書いている者が存在しますが、私は基本的にフルネームや本名でブログを書いている者については信用をしません。
本名でブログを書く目的の多くは、「アクセスはカネなり」でプロブロガーなどと名乗っている場合、その者が書く記事とはアフィリエイトありきの記事であると認識します。
逆にそれが一般のアクセス狙いではない者が本名で書いているブログであったとしても、フルネームで書いてあるブログとは、思わぬところから仕事の守秘情報を漏らしかねない人物であると認識せざるを得ません。
自分の名前を出してブログを書く事とは、その人は何をしている人物であるか、自分の思う以上に、自分の書いたテキストから自分の情報というものはにじみ出ているものです。
それは仕事に対する守秘義務の怪しさという面おいて、極めて疑問を抱かざるを得ません。
秘密をお互いに尊重できないものと付き合えない
自分がどういう仕事をしているかについて、私は「技術職」とは書けど、それ以外は一切、詳細は書きませんし、聞かれても答えれません。
こちらが守秘義務を負っている事を察し、そしてそれ以上の詮索をしない人物は交流に値すべき人物であると私は考えますが、こちらが隠そうとしているにもかかわらず、それを詮索する人物については私は交流すべきではない人物と考えます。それはたとえ仕事において、でさえもです。
本名での発言は沈黙せよ
「沈黙は金なり」との言葉がありますが、正しく真実を表す言葉ではないでしょうか。
何でも簡単ペラペラと、喋らなくとも良いことまで言ってしまうのは、自分の承認欲求や、その場が持たないため、沈黙に敗北し、聞かれもしないことを喋ってしまうのでしょう。
その場の雰囲気が悪いのであれば黙っていればいいのです。黙って何かを考えているフリをしていれば、相手は大抵の場合、勝手に良い方向に受け取ってくれるものです。
少なくとも何かを無駄なことをしゃべることは、マイナスの影響をする方が多いのではないでしょうか。
しかし、それがゆえにこのブログは存在しているのです
特に私のブログのような、政治的な面も、しくは自分の考えていることを、そのままストレートに書くブログは、あまり現在のブログ界におけるメインストリームではありません。
ただ逆説的に言ってしまえば、普段、仕事で秘密を守らねばならない、そして、そこでは絶対的に公平かつ中立を求められる仕事であるからこそ、自分の主義主張や心情については、ブログで言いたいときに、言いたいように書く事が、精神衛生上よろしいことなのかもしれません。
無論、それはアクセスありきではない、との考えであるからこそできる行為なのですが。
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