
この記事のアウトライン
Googleの解析エンジンの性能が向上すると「ブログのためのブログ」を行なったSEOは今後数年で終わると思われます。
それは最近言われているAI技術と密接な関係のあることで、現在はタグ付け、被リンク数などによる「数値的解析」がメインとなっています。
AIによる「人間の感情に近い解析」が行われることによって、現在のSEO手法は通用しなく可能性が高いです。
文章解析がより自然になる
現在h2などのタグをサイトに施しているのは、サーチエンジンに対する「読みやすさ」を与えていることなので、これが近い将来、「検索エンジンが人間がそのウェブページを見た際の感情の理解」ができるようになれば、タグよりも、人間的な判断が主流となるのではないでしょうか。
つまり、「文章構造は正しいが、他のサイトを書き換えただけ、ウェブにふれる情報に少しの『感想』を付け加えたブログ」は淘汰される、ということです。
コピーコンテンツのより厳しい審査
今後は、今の検索での「検索すると上位には似たような情報が並ぶ」という「SEOのためのブログ」が多数存在していますが、これらが淘汰される可能性が大だと思われます。
つまり、Googleへの掲載手法として、「正確」かつ「多様な情報」をGooglehは意図的に選択し、それを並び替えて表示するようになるのではないでしょうか。
むしろ、今の技術でもそれらの実装は可能なはずです。そこまで解析エンジンの開発が追いついていない、ということでしょう。
ブログ中の画像の判断が行われる
今のブログのようにフリー素材を使用した、あまり意味のない画像は低評価になるでしょう。そもそも、記事的に全く必要のない画像ですから。
例えば、新聞紙面などで「コラム」が存在する場合、1画像程度の掲載は有りますが、それはあくまでも著者の紹介、もしくは「紙面の彩り」であって、今のブログのようにごちゃごちゃと無意味に飾り立てることは、一定程度の知性がある人々からすれば、眉をしかめる行為ですから。
Google自体がページを作る可能性
現在でも十分に可能なのでは。ただ、それが「人間的な自然さ」を持った文章を作ることができるかどうかは別問題ですが。
たとえば、ネトウヨのような偏った、ある意見に対し、憎悪と偏見に満ち満ちた意見のページが集合として存在する場合、Googleは検索結果に対し、その誤りを是正するようなページを自動的、かつ意図的に作成するような気がします。
記事数、リンク数だけでは判断されなくなり、炎上ブログの優位性は激減する
炎上による「ヘイト」を最初から狙った憎悪に満ち満ちたリンクが多いサイトは評価されなくなる可能性が高い、ということです。
また、記事の「数をこなす」というのは、コピー的コンテンツ、もしくは「既存の考え」を自分で言い換えただけ、もしくはコンテンツそのものの価値が薄い、として全く評価されなくなる可能性が高いと思います。
また、サイト全体を通じて、「人間が見た場合どう思うか」という感情的な判断が行われるでしょう。
当然、「批判のための批判」、過去との記事との矛盾、アフィリエイト狙いが見え見えのブログは検索結果から消え去る可能性すら有ります。
まとめ
「ブログのためのブログ」は数年以内に終わりでしょう。今後は、自分の人生で得た、知識と思考に裏付けされた「オリジナルの意見」を書かないと、検索エンジンに全く評価されなくなるのではないでしょうか。
おそらく、ここに書いたことは「現在進行形」でしょうし、私もそれらの数年後に向けて記事を書いているつもりです。
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