テレビCMを出している商品を買うべきではない。スポンサーの責任とテレビ

By | 2018年3月20日
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テレビにCMを出す行為そのものの誤り

私は中小企業に勤務しているのですが、正直、テレビにCMを出しているような企業に対しては本当にロクなイメージがありません。

テレビにCMを出すのは、それだけの余剰利益を上げている事です。それはもちろん企業としてのスケールメリットが存在する事もよく理解できですが、テレビCMを出すのであれば、製品やサービルのリピーターを作る、webにCMを出すなどの他の手段がいくらでもあるはずです。

それにも関わらずテレビCMを出しているのは、その企業が旧態依然の状態そのものであると私は考えています。

むしろ、自動車会社や日常品、それらのCMを出している企業はテレビなどのCMを出すのではなく、YouTubeなどに自社のチャンネルを作り、そこでCMを作品として流せばよいのではないでしょうか。

資本力のある会社であれば、当然YouTubeからの収入には全く頼ること無く自分たちのCMを広げていくことができるでしょう。また、本当に良いCMを作れば、心はある製品のファンたちは、そのCMを作品として積極的に広めてくれる、そんな機会さえあるかもしれません。

少なくとも私はテレビでCMを流すような企業からは何かを買おうというつもりはありませんし、ネガティブなイメージしかありません。

私自身がテレビというメディアが嫌いなのですが、例えばニュースにしても、それは多くの場合、「記者クラブ」発表の為政者のプロパガンダの垂れ流しですし、そしてバラエティ番組はウェブの焼き直しの引き伸ばし、まさしく人生の時間の浪費という以外に何物でもありません。

そんな媒体にCMを出す時点で、もはやその企業は自ら、自分たちの信頼性を放棄していると事だと私は考えます。

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テレビ、面白いですか?

テレビの「ひな壇」に雁首揃えているお笑い芸人、というのですか?私は彼らを見ていて、一体何が面白いのか全く理解に苦しみます。何が面白いのでしょう。本当に。

彼らの話を聞いていると、コンビニの前で地べたに座って喋っている地方のヤンキーと同レベルにしか見えないのです。

何が芸能界なのでしょうか。コネと営業だけで成り立ったような世界をテレビに映す必要がどこにあるのでしょうか?

そもそも芸人がテレビ番組に出る必要って本当にあるのでしょうか?芸人の出ているテレビ番組とは、物事の本質を報道せずに、現在の問題から目をそらさせることが仕事であるかのように見えてなりません。

ただ、確かに私は「笑い」そのものについて否定をするつもりはありません。

それは例えば落語などの古典芸能についてはその面白さは十二分に理解します。しかしヤンキーが喋っているような、現在の芸人と呼ばれる者たちの存在については、存在意義そのものについて全く理解に苦しみます。

芸人の話などを流すのであれば、せめて、どこか美しい光景、例えばそれは山々の風景であったり、もしくは海岸の美しい風景の音を、つまり環境映像などを流していたほうが、よほど公共の利益にかなうのではないか、と思ってしまいます。

また最近のテレビのニュースの劣化も目に余るものがあります。本当に見るに耐えない、とはこのことではないでしょうか。

為政者者に対する、ヨイショ報道のみではなく、いわゆる「報道しない自由」を駆使し、為政者にとって都合の悪い報道は一切流そうとしない。

またコメンテーターと称する政権のヨイショ行うものが出てきて、為政者に対する必死の擁護をしようとしている。まさにこの国のマスメディアの末期的症状と言える状態なのではないでしょうか。

マスメディアとは、為政者の監視が主たる業務であり、為政者のヨイショを行う時点で、自分たちの存在意義を失ったのですから、スッパリと廃業すべきです。

結局、テレビに出ているような企業の製品を買った時点で、もう自分がテレビ局のプロパガンダの手中にある、もしくはテレビの「視聴者」ターゲットのレベルに落ちてしまっている、と考えるべきです。

もう本当にテレビ業界など潰してしまえば良いと、とさえ思うのです。

為政者のプロパガンダを垂れ流すメディアは、もう報道機関気取りを捨てるべきです。むしろNHKのように大本営発表と開き直る方がよほど清々しいと思います。

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テレビではなく本を

テレビの番組に一日に2時間も3時間付き合う暇があるのであれば、その間に文庫本の一冊、もしくは新書本の一冊も読んだ方が、よほど人生にとってプラスになります。また、それは、健全な出版と言論を存続させるための有益な行為でもあります。

テレビを見ても百害あって一利なしです。テレビを見る事は、この社会の、本来は終焉させるべき部分をさらに延命させることに他なりません。

テレビとは世の中に為政者のプロパガンダと、旧態依然の害悪を振りまく機械と認識すべきです。無論、災害時などの報道についてはその意図は認めますが、そんなものはワンセグでもラジオでも十二分に可能な事です。

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