
ブログは本来、何を書いても良い媒体である事が忘れられている
今のWeb界隈を見ていると、「ブログで儲かった」と主張し、もしくは、何のためらいもなく、実名顔出し、自称「○○」などと名乗ってみたり、それを売名目的で支援する者が存在するなど、まさにウェブ上には「さまざまな意図に基づく行動」が溢れる世界となっています。
もちろん、中には心あるオピニオンを書くブログもありますが、しかし、そのようなオピニオンを書いたブログとは、検索結果の先頭に現れる事は少なく、何らかのフレーズでウェブを検索した場合、その多くは金儲けを目的とするブロガー達が、検索結果の先頭を占める事態になっています。
私はこのブログを自分では、思想メインの社会派ブログとして位置付けています。もっとも、「思想」と言えるほど高尚なものではなく、根本的には自分の好き勝手に書いているだけなのですが。
現在、社会に起こっている問題を提起するために書いている、どちらかといえば非常に一般的な社会問題をわかりやすくを書こうとしている、「つもり」ではあったりもします。もちろん、必しも、それが分かりやすいか否かは読者のみが知ることですが。
思想ブログのデメリット
思想ブログのデメリットとしては、言うまでもなく、そのアクセス数の少なさがあります。
また、これは私のブログは思想ブログと言いつつ、Web界隈の行動の問題、つまり、Webにおける金儲けありきのブロガーの姿勢や、そこでの「隠された意図」をウェブの利用者に周知する事もこのブログのテーマの主題の一つである事も大きいのですが。
当然、そんな事を書けば、ブロガー同士のリンクによるアクセス増大は最初から投げ捨てているようなものですから。
それらの思想的テーマを扱うブログを一年半ほど書いては来ましたが、これまでも、そして今でもアクセスが非常に少ない状況です。
もちろん、私はこのブログをアクセス数ありきで書くつもりは全くないため、別にアクセスが少ない事については、さしたる問題ではないとは思っているのですが。
自称ブロガーなどの者達が、「今までn百記事書きました」などと言っている報告を見ると、私は同じ記事数を書きながら、明らかにその半分以下、場合によっては、その十分の一以下というアクセスであったりします。
それでも私がこのブログを書いている、もしくは、書く事ができている理由とは、このブログは、お金ありきで書いているのではなく、「収入は働くことによって得て」、ブログは自分の主張がメインであるという位置づけであるからこそ、続けることができるのですが。
逆説的に言えば、それらのアクセス数を、「多く獲得せざるを得ない」ブログは、「ブログが自分の収入手段となってしまっている」が為に、そのような威勢の良い数字を「主張する必要」がある、のかも知れません。
もちろん、本当の数字を発表しているブログも存在するのでしょうけれど。
思想ブログのメリット
逆に思想ブログのメリットは何かと考えた場合、自分がどこの誰か、という事を全く明かす事なく、自分の好きな事を、書きたい時に、書きたいだけ主張できる事です。
これはブログという媒体ではなく、正確にはインターネットのメリットとなるのですが、実際にインターネットが出現する前に、このように自分の思想、主張を発表したいとなれば、それは自分で同人誌を出す、もしくは、どこかの出版社に持ち込んで自分の原稿を掲載してもらう、の大きく分ければ二パターンしかありませんでした。
無論、その原稿は手書きで作らざるを得ませんでした。
私は今、この原稿を仕事の空き時間などにキーボードに打ち込み、、ブログに掲載する前に「そこそこまともに読めるように」編集して掲載するのですが、このようにお手軽に自分の都合の良い隙間時間に自分の意見を書き、それを発表する場所がある事は非常なメリットであると言えます。
また、これ私の普段の主張とは若干異なるのかも知れませんが、少なくとも現時点で日本社会において、
社会に対する疑問を書いたところで、さしたる妨害もなく書き続けて行く事ができる社会環境
については一定程度の評価は与えます。特定の国家名は出しませんが、そんな事をしていると、即座に逮捕、投獄されかねないような国家が有ることも事実です。
もちろん、このブログが月に何十万アクセスも出た時には、それは別の展開となってしまうのかも知れませんが。
他者に思想ブログを推奨しうるか?
では、第三者から「思想ブログはお薦めの媒体ですか?」と問われた時に、正直なところ、思想ブログを他の人にはおすすめしようとは思いません。
おそらくこのページに訪れた人々は思想ブログでブログを書こうという意図がある人もいるのかも知れません。
ただ、実際に、私は今この記事で、記事「数」として考えれば500記事程度位になるのですが、いわゆる「ブロガー」の言う「ブログによってもたらされる金銭的メリット」は、ほぼ、まったくに近く、ない状態ですから。
(※公開中止を行った記事が存在するため、公開している記事数そのものは500記事ではありません。)
それでもなお、「自分の言いたい事を言う」そして、「自分の言いたい事を発表する場所」があることについては、強く、ありがたみを感じます。
最期になりますが、もし思想ブログを書かれる方で、相互リンクを希望される方がいましたら、是非とも当ブログにご連絡ください。
もちろん、中身はチェックさせて頂きますが、「ブログでの言論を広めるべく」相互リンクなどをさせていただ、ければと考えています。
このブログは「リベラル」を標榜していますが、「ヘイト、差別的」でさえなければ、右派の方の意見も大いに歓迎する可能性もあります。
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