グローバリズムとトヨタと政治屋たち TPPを行わないのは当然の決定である理由

By | 2017年2月27日
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世界の潮流は反グローバリズムだ

トランプ大統領の当選、そしてEUにおける反グローバリズムの体制など、グローバリズムは終焉の状況になっているのではないかと考えられます。

そりゃそうでしょう。

英語ができて誰が儲けるのか?ローカリズムと関税を無くしたい大企業が儲けるだけなのですから。

TPPで誰が儲けるハズだったのか?

TPPで具体的に儲けを出すハズであったのは、トヨタです。

それゆえにTPPは日本の国会で懸命に推進されたのです。

TPPで中小企業が儲ける、などの後付の議論を必死に探し、プロパガンダを垂れ流していましたが、結局トヨタ車を輸出し、儲け、トヨタの全世界にある工場で車を作り、関税をやめることが第一目的だったのでしょう。

トヨタが儲けを得るるためには日本の農家が外国農産物によって壊滅的打撃を受けようと、そんなことは知ったことではない、というのが政治家の本音でしょう。

無論、政治家たちはトヨタからたっぷりとは政治献金を受け取っているのは容易に想像できることです。

TPPという、聞こえの良い法律を作り、トヨタのために法律を実施しようとした行為はまさに「政治屋」そのもの姿です。

国内産業を無視し、トヨタを儲けさせたかった政治屋たち

そもそも自動車産業は人口が一億存在すれば、それで国内産業は成り立つと言います。

例えば韓国にも現代自動車などの自動車メーカがありますが、韓国の人口は4300万人であるため、同国の自動車は輸出を前提とせざるを得ないという状況があります。

それに比べ日本は1億2000万人いるのですから、本来であればそれらの人口を安定的に維持する事、すなわち富の再配分を行うことが本来行うべき課題であるにも関わらず、ひたすら外国に向けて車を売りつけようとしている。

しかも、それに対して国民は何も不満を言うこともなく、ひたすら傍観し、不安定な労働環境、そして地獄のようなサービス産業に身を落としている。

アメリカやヨーロッパのヨーロッパがグローバリズムにNO言っているように、当然、日本もグローバリズムに最初からNOと言うべきでした。

グローバリズムと共産主義の奇妙な一致

そもそもグローバリズムとは、共産主義の変形とも言えます。

グローバリズムと共産主義とは、資本主義と共産主義の関係において全く関係がなさそうに見えますが、全世界を一つの経済域で統一し、また特定の者、もしくは企業に権力を集中させる意味において、根本的な実効性の部分は非常に類似した制度です。

日本の政治屋たちは、国民がどうなろうと、自分たちさえ儲けることができれば良いのでしょうから、それがグローバリズムだろうと、もしくは共産主義だろうと、自分たちの地位さえ保証されるのであれば、ホイホイと乗りそうな気がしますが。

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