国家の裏付けのない仮想通貨
曲仮想通貨とは多くの場合は誰が作ったかわからない、すなわち、国家の裏付けのない通貨に他なりません。
そんな「通貨」に自分のお金を投資する、もはやそれ自体が私にとっては恐怖と言わざるを得ません。
また、当選、仮想通貨を作った者達からすると当初からの大量の保持者が存在するため、彼らが大量に保有している通貨を放流する事によって、大幅な値崩れを起こす事さえできる、と言われています。
VALU騒動を忘れたとは言わせない
今、仮想通貨が良いと言っているブロガーは、かつてあったVALU騒動の時に、法的な問題点を解決するため通貨ではなく仮想通貨のビットコインによって収入を得て、その仮想通貨を元手に、「値上がりをした」、などと言っているに過ぎないのではないでしょうか。
では、そのVALUは今どうなっているでしょうか? 現在VALUは値動きがなく実質的にVALEを買った者達が損をしている状況に他なりません。
本来、「人気を換金する」VALUについては消費者庁などが介入すべき事案であったように思えてなりませんが、そのようなことは行われませんでした。そのような不介入がブロガー達の、今回の仮想通貨ヨイショへの下地となっているのではないか、考えざるを得ません。
大きな物語の一部として仮想通貨の盛り上げの可能性
VALU、そして、仮想通貨とは連動したものです。
それらは非常わかりやすいブロガー達の稼ぎのためのツールとして現在もてはやされているのです。
以下は私の個人的な疑問にすぎませんが。可能性の一例を記述します。
仮想通貨を大量に保有している者からすれば、ブロガーがアフィリエイト目的の小銭稼ぎの為に「発言力が大きいにも関わらず、その発言を買収することは容易い」事を考えれば、仮想通貨を盛り上げる何らかの意図を持った元締めがいる、とすら考える事は可能かも知れません。
事実、「通貨」や「相場」ではないのですから、大量保有している者が、ある「意図」に基づき、値上げを画策することは法的には何ら問題のない行為です。
つまり、現在ブロガー達が「仮想通貨が良い」と言っているのは、それは何らかの背景が存在すると考えうるかも知れません。
ブロガーは仮想通貨で儲けたのではなく、その背景に存在するアフィリエイトや、それらの大口ホルダーからの直接的な資金注入が存在すると考えれば、彼らの無条件な仮想通貨への肯定的意見への疑問を氷解させるのではないでしょうか。
もちろん、それ以前に、彼らお得意のアフィリエイトの収入ありきは大前提としてあるのは確かでしょう。
仮想通貨とブログの悲劇的なペアリングについて
ブロガーは自分が儲けるために、良いとも思っていない仮想通貨を推薦しますが、仮想通貨は人生を破綻させる可能性すらあるものです。
もしくは、金銭的な困窮により、それらを嬉々として「扱わざるを得ない」状況なのかもしれませんが。
本来、発言力が大きくなれば、自分の発言によって人生を失敗する人が出ないように考えて発言する責務、すなわち、ノブレスオブリージュが必要であるにも関わらず、この国のブロガー達は「儲かった! 儲かった!」と自分の利益を追求していくのでしょう。
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