コインチェック流出へのブロガーの責任論と仮想通貨アフィを黙認した責任

By | 2018年1月27日
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仮想通貨に対するブロガーたちの責任

コインチェックでの何百億円にものぼると言われる仮想通貨の流出が現在、問題となっています。

仮想通貨に対しリスクを理解した上で取引を行っている者が受けた被害であれば自業自得としか言いようがありません。

しかし、今回の事件においてブログの果たした役割は非常に重大な責任があるのではないでしょうか。それはブロガー達が自分のアフィリエイト手数料の欲しさが故にある仮想通貨を推奨し、ブロガー同士のリンクを使いSEOで上位に表示されました。

それは、仮想通貨についてのデメリットを覆い隠す役割を行った、とも言えるかもしれません。

それは言い換えるならば、ブロガーたちの収入のために、仮想通貨の擁護ありき、メリットありきの言論を行いました。

アフィリエイトとは

「仮想通貨ブロガー」が「この仮想通貨取引所がおすすめ!」などと書いていますが、その「仮想通貨ブロガー」のサイト(ブログ)から観覧者が仮想通貨取引所に登録することにより、「仮想通貨ブロガー」に仮想通貨取引所(正確には広告代理業社)から、お金が支払われます。

つまり、観覧者をその気にさせて仮想通貨取引所に誘導することにより、「仮想通貨ブロガー」は収入を得ていました。そのため、「仮想通貨ブロガー」たちは、仮想通貨に対し、肯定的な意見を書く傾向が強く見受けられます。

その結果として、仮想通貨に対してネガティブな検索フレーズでさえも自分のアフィリエイト収入に結びつけようとするブロガーであふれました。

たとえば、「仮想通貨 危険性」と検索した場合、「仮想通貨は危険性がある? 危険性を回避するおススメ取引所は?」などの言い換えです。

仮想通貨の検索結果にネガティブな検索結果が出てこない、そんな状況にしたブロガー達の責任は非常に大きいものがあります。

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あるブロガーの無責任のあり方の一例として

コインチェックの仮想通貨の流出後、「仮想通貨ブログ」などと称する者達のウェブサイトを何個か見たのですが、そこで、このようなサイトがありました。

ブログの全ページ共通の目立つ部分に「おすすめの仮想通貨」などと称するボタンが設置されているのですが、そのリンクを踏むと、「この記事は表示されません」と表示されます。

つまり、そのブロガーがあわてて内容を消したであろう記事だったのですが、そこで私はそのアドレスをGoogleのキャッシュで検索してみました。

すると驚いた事に、コインチェックを数千文字以上の長文で推奨しているアフィリエイト目的のWebページが表示されました。

つまり、コインチェック騒動が生じたことによる自分の責任を回避するために、記事をあわてて消したのですね。

ちなみに、そのブロガーのツイッターやブログを見てもコインチェックを推奨した事に対する謝罪の文章は一行たりともありませんでした。

果たして、このような行動がモラルとして許容されて良いのでしょうか。もちろん、それは法的にば何らの問題のない行動であるのかも知れません。

現時点において仮想通貨とは、あくまでも金融商品ではなく、法的規制が追いついていないため、「観覧者にその気にさせる記事」を書きやすいのでしょう。

しかし、それによって、うまい話を信じ込んだ観覧者が自分の資産を仮想通貨に投入し、その結果として大損害を受けてしまう。それに対するブロガー達は知らぬ存ぜぬを決め込めこんでいるのです

それはアフィリエイトとブロガーのあり方の負の側面が究極的な問題として露呈したといえるのではないでしょうか。

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他のブロガーの行動を批判できないブロガーたち

また、それまで一般の「雑記ブログ」などといわれる仮想通貨以外の商品についてアフィリエイト狙いで「この商品がいい」「このサービスがいい」などと言ってきていた者がいます。

彼らは、最近の仮想通貨の盛り上がりによって、いつのまにか「仮想通貨ブログ」などと称し、それまでの記事の蓄積によって優遇されたアクセス、検索結果を使い、多くの者に仮想通貨を購入させようとするブログが多数あります。

また、それらの元は「仮想通貨ブログではなかった」ブログの時代からの付き合いのあったブロガー、つまり、「現在でも仮想通貨を扱わない」ブロガーも、仮想通貨の危険性に対して多くの者は、ひたすら沈黙を決め込んでいました。

これは仮想通貨アフィリエイトを行っていないブロガーも、「現在は仮想通貨ブログに変化したブログ」であったとしても、その者との交友関係を断ち切る事により、自分のブログへのアクセスの減少が起こるため、仮想通貨の危険性に対し無言を決め込んだのでしょう。

今回の仮想通貨の暴落及びコインチェックの大量流出におけるWebでの責任者とは、「仮想通貨ブロガー」とその「仮想通貨ブログに沈黙決め込んできた一般のブロガー」、その双方に責任があると私は考えています。

つまり、おかしな状況に向かいつつあるウェブの状況を黙認した者達、すべての責任です。

それはまるで、かつて第二次世界対戦に突入していく日本で、右傾化、軍事化してゆく社会を警鐘を鳴らすどころか、国民を囃し立てた新聞社とマスコミ、その現代の縮小版としてのブロガーに思えてなりません。

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心あるブロガーに訴えます

心あるブロガーの皆さん。

今からでも遅くはないです。今回の仮想通貨におけるブロガー界隈の不健全な体質を糾弾し、そして、「自分は仮想通貨には絶対に反対する」と、高らかに表明しましょう。

さもなければ、今後、ブログ全体の信頼性が失われる可能性すらある状況ではないでしょうか。

ウェブのブログへの信頼性の失墜とは、「プロブロガー」などと称する者達にとって、致命的ともなりうる状況となり得るのではないでしょうか。

ちなみに、私は自分がブロガーであるなどとは一切思っていません。私は本職があり、ブログは、あくまでも遊びで書いているに過ぎないから、いいたい事が言えるのですが。

金ありきの言論の行き過ぎが故に、ブログそのものの信頼性が失われ状況を黙って見ているべきではありません。

被害者の皆様に訴えます

確かに投資は自己責任ですが、その投資のきっかけとなった仮想通貨を扱うブログの法的、道義的責任を追求すべきではないでしょうか。

今、コインチェックに対する被害の法的措置を検討する団体が設立されようとしている、と聞きます。

その法的責任の追求の中で、コインチェックのみならず、「その気にさせた」「仮想通貨ブロガー」達に対しても、法的責任の有無の検討、もしくは道義的責任の追求を行うべきではないでしょうか。

財産は自分と家族の命の次に大切なものです。それらを得ておきながら、自分たちの責任については知らぬ存ぜぬを通そうとする「仮想通貨ブロガー」たち。彼らを許してよいのでしょうか?

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