WELQの先のキュレートコンテンツの作り方、ウェブの汚染者の観察

By | 2017年2月24日

この記事はあるウェブサイトの解析です。それはどこのサイトかは書きませんが、自ら「コンテンツ○○○集団」(意図的に伏せ字にしています)などと名乗っている時点で怪しさ満点。

ウェブでの「人を信用させる」「耳目を集める」ために、彼らはどのような手段を使っているのかを私なりに解析します。

ある意味、これらはWELQに続く、新しいキュレートメディアの手法と言えるでしょう。 無論、私はそのような手法は絶対に使いませんが。

自分の意見もなく、人様の発言をまるで自分の発言であるかのように換骨奪胎しなければ記事がかけない者など、ウェブ上にゴミを撒き散らしているウェブの汚染者としか思えません。

たとえ拙くとも自分の意見を自分の言葉で伝えましょう。 それこそがウェブメディアの本来のあるべき姿なのですから。

誰か第三者、大物の名を使って記事を書く

それ、許可当然取ってないですよね。他人の褌で相撲を取るとはこの事。 それは極めて手軽に自分の意見を補強する手っ取り早い方法なのかもしれませんが。

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挑発的タイトル

針小棒大とはこの事。検索結果に出た場合、そこからいかにしてクリックの動機を増やすかということですよね。そのためには挑発的なタイトルを書き、そしてクリックさせる。

無論、訴訟リスクを回避するために言い訳をたっぷり本文に書く。

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命令口調、断言のタイトル

まあ、宗教と同じですよね。とんでもないことを恥知らずに堂々と書ける、ということもそれは一つの才能です。

web は様々な人が見ているの、でどうしても命令口調で言われると、それを信じ込んでしまう自分の意思の弱い人がいるのでしょう。そのような人々を狙った断言的なタイトルづけでしょう。

洗練されたキュレートメディア

  • 〜と思います。
  • 〜ではないでしょうか。
  • 〜かもしれません。

など、断言を避ける。 極めて巧妙な責任逃れですよね

それらの口調で記事を書くなど web 上にゴミを増やしていることに他なりません。

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カッコつきで 有名人の発言をあたかも取材したかのように貼り付ける

無論、その後には引用元のアドレスを貼り付ける。

括弧付きで引用すると、それはあたかも文章の中に自分の意見を組み込んでいるかのように見えやすいです。おそらくは google の seo 対策としてラベル引用部分のデザインを他の記事と同じようにしているということなのでしょう。

しかしこれは、いわゆる「まとめサイト」などでも、少なくとも引用部分は、自分の意見ではないと分かるようにデザインをしているにもかかわらず、それすらもできていないという極めて悪質な行為す。

権威者を批判しない

結局、大物企業をヨイショしているだけなのですよね。それを別の切り口、センセーショナルな書き方で、一見目新しくリライトしているだけです。

まとめ

つまり、これはらはいかに自分を信用させ、検索で出てきた場合、耳目を集めるか、ということに主眼をおいて作られたテキストであり、つまりは、空っぽの自分の発言内容を如何にして引き伸ばし、「クリック率と信頼性をあたえるか」ということなのです。 しかも、自分は絶対に責任を取らないための逃げを多数仕込んである、そんなサイトでしょう。

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