
現在のseo対策に対する問題、それは検索エンジンのバグを利用したようなサイトが闊歩する憂慮すべき事態なのですが、本来のインターネットのありかたを考えてみたいと思います。
検索の結果を「疑いの目」を持ってみる必要性
現在の検索の結果とはSEOと称する、ある意味では意図的に検索結果を操作するような行為がまかり通っているため、検索結果について疑いの目をもって、その内容を読む必要があるのではないでしょうか。
また特定のサイトだけを信頼せず、複数のサイトを調査し、必要であればそのサイト内容の事実について再度、検索をする必要も出てくるのではないでしょうか。
また、次に書くように、自分の金銭を得る目的で意図的に特定の商品やサービスの良い面のみを強調し、デメリットをごまかすかの様な記事を書く人物が存在することも確かです。
アフィリエイト記事に対してはアフィリエイトであることを明確に記述するべき
現在のインターネットにおいて、検索結果で似たような記事が先頭に並ぶ理由として、アフィリエイトという手段で自分が収入を得るために、一般の人々が気を引きそうな記事を制作することが多々あります。
アフィリエイトとは特定の商品やサービスを自分のサイトから購入させることにより何らかの手数料収入を得るための仕組みのことです。
自分がカネを得るためには、ともかくその商品を、自分のサイトから観覧者に買わせれば良いのですから、当然その商品やサービスについてのメリットの記述が中心となり、デメリットは書かれない、もしくは、書かれるとしても、縮小、もしくは変形された形でのデメリットとして書かれることがあります。また、それはインターネット上の真実を歪める行為でもあります。
本来は「この記事はアフィリエイトである」ということを明示するべきであると考えますが、それは実際には絶対に無理でしょう。そのためインターネットを見る者が、その記事はどのような意図で作られたのかを知る必要があります。
フリー画像と信頼性
私はフリー画像を使っているブログは、個人的意見として信頼性に疑問を抱くため、一切見ないようにしています。それは良い悪いではなく、「自分のテキストにフリー画像を使える」考えを持っている人物が書いた記事であることは確かなのですから。
なぜ自分が書いた文章を持って表現する時に、フリーの画像素材を使うことが「できる」のでしょう。それは自分の書いた言葉について全く自信がない、または、それを無料の画像で飾り立てるに相応しい内容だと自分で思っていることを告白しているに過ぎません。私は、それらのサイトについては積極的に見ようとは思いません。
現在のインターネットに求められる能力
インターネットとは少し前まではテレビなどと違った信頼性の高いメディアとして考えられている時期がありましたが、現在ではこれらの、カネを稼ぐことを第一の目的とするコンテンツを、誰もが作ることができるようになってしまったため、信頼性が失墜してしまったメディアとなってしまったのではないでしょうか。
私はこのブログで、それらの信頼を失墜させるメディアを糾弾していますが、このようなインターネットに対する問題意識は、もっと幅広く共有されて良いのではないかと考えます。
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