
仕事で車中泊をする方法
結論から言うと、仕事ですが、車中泊を行いました。
場合によっては、そのような選択肢も大いにあるのではないかと思います。
私の仕事は業種は書けませんが、結構休みの日が不安定で、平日に休みのことが多かったりします。
別にそれをもって私は、自分の務める企業がブラック企業である、と主張つもりは全くありません。むしろ人の少ない日に休める事の方が、メリットの方が大きいのではないか、とすら思っています。むしろ平日に休むことに慣れると、日曜日の人の多い場所に出かけることが苦痛に思えてきたりもします。
ちなみにいいパートナーも比較的に平日に休みやすい環境であるためパートナー揃って平日に休むなどの生活スタイルをしています。平日に商業施設に行くと混雑していないため、かなり快適であったりします。
さて、本題ですが、とある地方に、かつ3連休と重なる日に視察などで出張に行くことになりました。
当然、地方なのですから、三連休であったとしても、ビジネスホテルは空いてるだろう、とタカをくくっていたのですが、ところがどっこい
全くビジネスホテルの予約が取れない
のです…。正確には予算に対しビジネスホテルの料金が超過してるのです。
ちなみに私の会社の場合、出張費に関してはかなり自由裁量で、「一泊いくら」という金額でお金が支給されます。
その支給金額をビジネスホテルの休日料金が超過しているのです。
地方のホテルでも足元は見られる
具体的な金額は書きませんが、大体1万数千を超えていると書いておきましょう。まさに、「利用客の足元を見ている状態」です。
私が出張するその地方は、地名としては全然有名ではありませんし、その県の第二、第三都市の場所ですが、なぜ、ビジネスホテルに一万数千円も払う必要があるのでしょうか。著しく疑問を持たざるを得ません。
そもそも、「足元を見る」という言葉は、昔、人の足元を見て、むくみなどの症状から疲れている旅人と分かれば高額な料金請求をする、それがすなわち「足元を見る」という言葉の語源なのですが、まさしくその通りかもしれません。
さて、私の場合は、少し特殊な事例なのかもしれませんが、視察、とは言ってもスラックスとシャツで、とある現場をチェックして回るだけで実際の作業は行わないため、疲れが少しぐらい残っていても問題がない状況でした。
そのため、私は車中泊をすることに決定しました。
一万数千円もするビジネスホテルに自腹で料金追加してまで、泊まってられません。本当に。
地方での車中泊の方法
そこは地方で、道の駅がありますので、それを利用します。あと、やはり社会人として身だしなみが重要であるので、まず視察が終わったら、とりあえずお風呂に入る、そして、その後に道の駅で車中泊をしました。
ちなみに、地方の温泉ランドは、ゆるい時間が流れていていい感じです。食事もできますし。
仕事が終わった後に近くの温泉ランドを探し、ゆっくりと湯船に浸かり、そこに併設されている食堂でゆっくりと食事をとる。
なかなか贅沢な出張の1日の終わりと言えるかもしれません。この何もしない放心したような時間がすごく私は好きであったりします。
ちなみに、その時の時期は春だったのですが、夜間の気温は暑いか寒いか微妙なので、標高の高い所の道の駅に行って、意図的に寒い状態を作り出して車中泊を行いました。
人間、暑いよりも寒い方が、いかようにでも対策が取れるものです。カイロもありますし、重ね着をしてもいいですし。
道の駅に行く前にコンビニエンスストアに寄り食料の調達を行います。別に朝ごはんですから、そんなにしっかりと食べる必要はなく、菓子パンとお茶などの購入を行いました。
寝袋と朝食用の少しの食料、そして目覚まし時計を3つ4つ、それだけあればどこでもホテルになります。
車中泊で道の駅に泊まる際には極力山の奥の道の駅に止まることをお勧めします。
私はプライベートでは車中泊を何度かしているのですが、基本的に標高の高い、山の中の道の駅の方が車中泊をする場合、安全性が高いです。
逆に海に近づけば近づくほど、夜中でも人が集まり、うるさく、また治安に不安を抱えていると思います。結局、車中泊で最も怖いのは人間に他ならないのですから。
熊や鹿やイノシシは車を壊してまで人間を襲おうとはしないのですから。
山中の道の駅での一泊
山の中で迎える朝はいいですね。微かに霧がかかった光景を見ながらパンを食べ、そしてコーヒーを飲む。その日もまた別の現場に行くのですが、そのために少しいつもより朝早く起きました。
無論、車中泊をした、とは会社には言いませんが。(ちなみに宿泊代は現金の手渡しで、就業規定は宿泊費の使い方は書かれていないため、就業規則上に何ら問題はありません。念のため。)
休日料金で人の足元を見てるようなビジネスホテルを私は使いたくないため、少しの実力行動、としての仕事での車中泊でした。
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